2002.03.09 男子滑降が幕明け
 

9日、午前の女子滑降に引き続き、12時から男子滑降が行なわれた。
メダルを期待された丸山直也が転倒するなど、日本代表は予想以上の苦戦を強いられた。

ジャンプで転倒しゴールできなかった森紀行は、初めての滑降だった。
「自分でも体験したことのないスピードでジャンプに突入しました。飛んでましたね。うまく着地
できなかった。イケイケで絶好調だから攻めに徹したけど、やっぱりゴールはしたかったです。
結果がすべてですから」
とはいえ、Snowbasinの感触を確かにつかんだ様子だった。

高村俊彦は完走したものの、この地特有の雪に苦戦した。
「スピードに乗る雪とそうでない所があるし、斜面は起伏が激しい。難しいですね」

「このクラスは自分ひとりなのでがんばりたい」と話していた田中哲也も、
「今までのパラリンピックのなかでも難しいコース」と指摘した。
さらに、「日本には滑降を練習する環境が整ってないから、どうしても世界と張り合えない。
もっとやらないと」と漏らした。世界を知る男は、長野パラリンピックとくらべて大きく
レベルアップしているライバルたちの成長に驚いた。それも「練習量の差」だと彼は言う。

まだ大会は始まったばかり。初日の苦い体験により、結果以上に彼らはデータを得たようである。
その手応えをもって、日の丸を背負った男たちは残り3種目に挑む。

☆3/9午後におこなわれた男子滑降・日本代表の結果

・四戸龍英(LW11)  8位(*10人中)
・高村俊彦(LW12/1) 10位(*21人中)
・森紀行(LW12/2)  DNF(*21人中)
・田中哲也(LW2)  17位(*21人中)
・丸山直也(LW4)  DNF(*13人中)
・轟康憲(LW6/8)  13位(*13人中)
・井上真司(LW6/8) 11位(*13人中)

*競技順に準じる
*LW12/1、12/2ともLW12で1クラス
*DNF=did not finish


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