クロスカントリーを体験

大会終了後のコースで、取材スタッフの望月、小泉もクロスカントリーに初挑戦してみた。

まず道具をレンタル。クロカン用のスキー板はアルペンよりも10cmほど短い。靴とはつま先だけでつながれ、かかとは浮くようになっている。ポールの先は雪に埋まらないように、河童の手のようなユニークな形だ。

板の装着に苦労しながらも、いざコースへ。選手も使っていたクラシカル走法用の溝に板を乗せると、足を交互に動かすだけでスイスイと進む。歩くだけなら意外と簡単だ。しかしスピードが遅い。速い選手はポールもうまく使って体中で推進力をつけている感じだったが、初心者の私たちはペンギンのようにヨタヨタ進むしかない。


コースでは晴眼者のスキーヤーにも多数すれ違う。つまり、コースや道具は視覚障害者も晴眼者と全く同じなのである。ならば、と私も目をつぶり望月のガイドで前進してみる。平坦な場所は溝のおかげでなんとか進めるが、下り坂は恐怖で腰が引けてどうしても転倒してしまう。これを難なくこなす選手の皆さんの勇気と技術には改めて脱帽だ。



小泉耕平



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