| To:Frends_ml From: sasaki@paraphoto.org Date: sat, 09 mar 2002 22:48:09 +0900 Subject: 写真家・越智サン 写真家の越智さんに会った。 昨年6月、ニコンサロンで行われた「感動の瞬間」と題した越智さんの写真展で知り合い、11月に第1回パラフォト展に来ていただいて、何度かメールでやりとりがあったけれど、それきりだった。ここ、ソルトレークのメディアセンターで再会、話がはずんだ。・・というのも、彼は4日に現地入りしてから、ほぼ一人で過ごしていたのだそう。 久しぶりに会った越智さんと写真や撮影活動について話をした。パラリンピックというモチーフや、越智さんにとっての写真。わたしも、久しぶりに写真について熱く語る友人に出会えたという感じで、嬉しかった。彼は、はじめ、わたしのことをライターと思っていたらしい。確かに、デザイナーらしくは見えないのかもね。 越智さんは、「あるものは、映る。」という。 写真は、同じ多モチーフも、撮る人が側面を視ていたら側面を、真ん中を視ていたら真ん中を捉えていることがわかるし、嘘や、コンプレックスがあったりすれば、それも、見えてしまう、という。こころの状態がそうあれば、それが映る、ということ。よくわかる。それは、写真でなくともそうあると思う。 アルペンの江川選手は、他の選手の滑りや行動をよく見ていて、相手の状態が自ずと見えている。ともすれば、相手の選手本人が自覚していないことまで見えている。それを自分の状態と照らし合わせて、危機を乗り越えたりするのだろう。 写真家も、選手も、取材の記者も「視る」ということが、自分のファインダー、つまり専門にしていることを通して精神的にできていくことは、ナニカを極めようという人にとても大事なことだと思う。 また、越智さんは報道写真をめざしているが、自分の写真とクライアントの意図が違い、制限をうけるとき、抵抗を感じている。 これは、作り手であれば誰もが少なからず経験することと思う。大事なのは、そうした抵抗があったとき、その中にどんな自分があるか自覚することではないかと思う。 越智さんは、大阪生まれの大阪育ち。4月から東京に事務所を持つという。 写真を通じて社会と対話していく越智さんのメッセージを、今後もみていきたい、と思った。 パラフォト・ノルディックチームより、ちょっと年上の23歳。今年大学を卒業する。 これからも、よろしく。 NobueSasaki●www.paraphoto.org〜DaysLetter〜 ・この手紙に返事を書く→ ・返信をみる→ Back ![]()
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