このページは、パラリンピックの冬の競技のかなでも、人気の高いアイススレッジホッケーを中心に取り上げています。パラリンピックでは唯一のチーム参加の競技で、ホッケー好を中心にファンも多いです。
山口昌彦(アマチュアカメラマン)荒木美晴(ライター)ももちろん、ファンの一員として取材・撮影・執筆しています。二人は、そうした取材先で知り合った、運命のコラボレーションです(ちょっと大げさ!です)。


パラフォト撮影スタッフ・Yamaguchiより

 「スレッジホッケー撮らせたら、世界で一番私が巧いです。」
それは、プレーヤースタッフと4年間共に過ごしてきたから。
スレッジの魅力を誰よりも知っているから。
プレーヤーの持ち味を知っているから。

 なんて、強気に出ていますがこのぐらいの気概がないとやれないので今回は強気でいます。

アルペンだってしっかり撮りますよ。
ノルディックだって完璧に撮ります。

強がり言ってますが、本当は選手に支えられているんです。
選手の家族にも支えられている。自分の家族にも支えられている。
たくさんの方々と関わりながら、活動ができています。

プレーヤーの「人間に不可能なことなど無い」と教えてくれる真剣な眼差しも好きですが、
その先にある「強さ・優しさ」を私は撮りたいといつも考えています。

2002年2月1日 山口昌彦   





ライター・Araki Miharuより

私が初めてスレッジホッケーを観たのは、
なんとなくライターを目指していたOL時代。
長野パラリンピックでのことでした。
歓声と、スレッジが氷を削る音、
フェンスにぶつかる激しい音を耳にしたとき、
体に熱いものが走りました。

私は、あまりムズカシイことは書けません。
ものすごいスポーツの知識があるわけでもなく、
その筋に顔が広いわけでもなく。

ただ、スレッジに出会ってから私の人生は
少し変わりました。

OLを辞めて、転職して、
文章を書くことで
「障害者スポーツ」ってこんなにおもしろい! ということを、
たくさんの人に知ってほしいと思いました。

いま、こうして記事を書いていられること、
本当にシアワセだったりします。
(そして私も、応援してくれてるたくさんの人に支えられています。)

だから、私はこう思います。
プレーヤーは、すべてのファンに、
何かを始めようと思っている人に、
またその勇姿に憧れる少年たちに、
勇気を与えられる存在であってほしいと。

そして、私の記事も
誰かの何か一歩を踏み出すきっかけに
なるとしたら、
こんなに嬉しいことはありません。

2002年2月吉日 荒木 美晴