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| ポルトガル8番アントニオ・ロペス選手(41歳) |
試合後、ポルトガルの8番、アントニオ・ロペス選手に日頃のトレーニングや、今後の目標について聞いてみた。
ーー普段どんな練習をしていますか。
「ロシアに勝つために来ました。この試合は本当に勝ちたかった。普段は、週に1〜2回、1時間から2時間ほどトレーニングしています。この大会のためには、1ヶ月前から監督とのコミュニケーションを図るための合宿をしました。」
ーーバスケットをやっていて楽しいことは何ですか
「大会で良かったことは、いろいろな国の選手にあえた事です。バスケットは色んな人と知り合えることが楽しい。」
ーーこれまで、どんな大会に参加してきましたか。
「1999年からヨーロッパ選手権にでています。パラリンピックは、シドニー、アテネの大会に出場しました。」
ーーこれからの目標はどんなことですか?
「年齢(41歳)のこともあるので、いつまでバスケットができるかわからない。来年も選手として続けたい。」
インタビューに答えてくれたロペス選手には抽象的な言葉ではなく、具体的な質問をするよう心がけた。通訳を通してのためもあるが抽象的な質問には、ストレートな返事よりもプレーに対する想いが強く語られた。答える時、相手の顔を見ず、視線を遠くにおいていた。インタビューの最後に「いいプレーをありがとうございます」と握手を求めたとき、初めてこちらを見ながら握手に答えてくれた。
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| 試合を終え、インタビューに応じるポルトガルのロペス。 |
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| 検討したロシア15番、セルゲイ・ロゴフ選手 |
決勝進出チームのプロフィール
ポルトガルチームは、前回大会でも優勝。また、シドニーパラリンピックの正規の優勝国でもある。2004年、アテネパラリンピックでは、IDクラスのバスケットが公開競技とした行われ、ギリシャ代表とともに出場している。
ポルトガル、ロシアともに長身でガッチリとした体格の選手と細身の選手がいた。大柄で太った選手はロシアの14番セルゲイ・ロゴフだけだった(彼の動きは緩慢だったが、3ポイントシュートの活躍もあった)。いずれにしても、日本選手よりかなりスタミナがありそう。年齢的には、ポルトガルのほうが全体的に高いようだったが、選手名鑑によるとロシアはロゴフ選手が34歳で、あとの選手は20代中盤から後半となっていた。ポルトガル選手については選手情報がない。
また、ポルトガルチームは、ベテラン勢がそろっていたこともあり、チームの役割分担と連携が強い。決勝戦の背景には、先に行われたヨーロッパカップで、ロシアに負けた「リベンジ」への想いが相当に強かったようだ。計算されていたと言うより「ロシアに勝つ」まさにその感情そのものでプレーしていたかに見えた。
(写真:一の谷信行)
(佐々木延江)