関連カテゴリ: 取材者の視点, 水泳 — 公開: 2016年11月17日 at 9:41 AM — 更新: 2016年12月2日 at 9:51 AM

リオ後の日本代表が集合。第33回日本障がい者水泳選手権大会〜ミックスゾーンから

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第33回 日本障がい者水泳選手権大会・開会式に集まったリオパラリンピック日本代表選手たち
第33回 日本障がい者水泳選手権大会・開会式に集まったリオパラリンピック日本代表選手たち

11月12・13日の2日間にわたり、第33回日本障がい者水泳選手権大会が福岡県の総合西市民プールで行われた。リオ日本代表選手19名全員を含む、肢体障害・視覚障害・知的障害、聴覚障害の合計450名を超える選手が参加。アジア新記録2、日本新記録20、大会新記録54を更新した。

この大会は毎年シーズン最後のレースとしてパラスイム国内最大のイベントとなっている。大会への参加は日本障がい者水泳連盟に登録し、大会前日までにクラス分けを受けてクラスを得れば出場できる。
日本代表にはリオ後のホームイベントでのくつろいだ雰囲気、若い選手たちには帰国した彼らに親しく挑戦できる貴重な機会となり、熱気ある大会となった。

進化し続ける、成田真由美

50メートル自由形(S5)の競技を終えてミックスゾーンで記者たちのインタビューに答える成田真由美
50メートル自由形(S5)の競技を終えてミックスゾーンで記者たちのインタビューに答える成田真由美

水の女王・成田真由美(横浜サクラ)は、選手生命そのものと言えるクラス分けの変更によりロンドンを欠場せざるをえなかったが、8年を経て、リオに返り咲いた。リオでは6種目に出場、若い女子リレーチームとともに入賞、競泳チーム年長者としての役目も果たした。
今大会2日目・13日、メインの50メートル自由形(S5)で、リオを上回る初の38秒台で日本記録を更新した。

→ブラインド・ジャパンの活躍と寺西真人コーチ

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