横浜パラトライアスロン、17カ国から70名が出場!いよいよ13日から。

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左から、土田和歌子(女子PTHC)、アリサ・シーリー(女子PTS2)、ヘールト・スキーパー(男子PTHC)、佐藤圭一(男子PT5) 写真・内田和稔

左から、土田和歌子(女子PTHC)、アリサ・シーリー(女子PTS2)、ヘールト・スキーパー(男子PTHC)、佐藤圭一(男子PT5) 写真・内田和稔

2010年にパラリンピック種目となることが決定し、クラス分けなど難しい課題を乗り越えながら、昨年ようやくパラリンピック・デビューを果たしたパラトライアスロン。
5月11日(木)2017ITU世界トライアスロンシリーズ横浜大会の記者会見が行われ、パラトライアスロンの記者会見に、リオパラリンピック金メダリストのアリサ・シーリー(女子PTS2)、銀メダリストのヘールト・スキーパー(男子PTHC)、日本の車椅子マラソンの女王・土田和歌子(PTHC)、リオパラリンピック日本代表・佐藤圭一(PT5)が出席した。

リオ金メダリストのアリサ・シーリー(女子PTS2) 写真・内田和稔

リオ金メダリストのアリサ・シーリー(女子PTS2) 写真・内田和稔

「2020東京を目標にしている私にとって、今大会は、成長のベースとなる大会」と、リオパラリンピック金メダリストのアリサ・シーリー(PTS2)は話す。

記者からの横浜のバイクコースについての全体的な質問に、4人の選手はほぼ同じ見解を示した。「カーブが多く、難易度の高いコースになっている。勾配はなくフラットコースの特徴がある」

リオ銀メダリストのヘールト・スキーパー(男子PTHC/オランダ) 写真・内田和稔

リオ銀メダリストのヘールト・スキーパー(男子PTHC/オランダ) 写真・内田和稔

土田和歌子は、トライアスロンは初心者ながら、長野(1998年)とアテネ(2004年)のパラリンピックで夏冬合計3つの金メダルも獲得し、車椅子マラソン界の女王でもあり、ロードレースの専門である。トップアスリートの路面の湿度に対する分析などに楽しそうに耳を傾けて聞いていた。
トライアスロンはクロストレーニングとして始め、今回エイジパラ出場の予定だったが、先月フィリピンで行われ、初めて出場したパラトライアスロンのアジア大会で出場権を獲得して横浜大会のパラエリートに出場することとなった。

土田和歌子(女子PTHC) 写真・内田和稔

土田和歌子(女子PTHC) 写真・内田和稔

土田は、「注目していた横浜大会で、パラエリートの選手と走れるチャンスを得た。多くの選手の胸を借りて可能性に挑戦します。今日は試走して、スイムも見た。ガーデニングがとても綺麗で嬉しい。チャレンジャーとしてやっていきたい。自転車は非常にフラットなコース。ハンドバイクに試乗してみたが、少し振動はあるなと思うがスピードが出るコースと思う。記者会見にきて、事情を他の選手に聞けてよかった」と話した。

冬はクロスカントリースキー、バイアスロンに出場するパラリンピアンでリオパラリンピックに出場した佐藤圭一(PTS5)も、3種目の中ではバイクを得意とする選手。
「トップスピードをいかに落とさず、速度を維持し続けるかがポイント。そこをこなせる選手が’いいタイム出せると思う」と話していた。

佐藤圭一(男子PT5)  写真・内田和稔

佐藤圭一(男子PT5)  写真・内田和稔

記者会見後、富川理充JTUパラリンピック対策リーダーは、「例年なら日本までは渡航がしにくいなど直前で出場しない選手も多くいたが、今年はそういうこともない。2020開催国ということで、日本の雰囲気に慣れようという機運が高まっているように感じる」と、パラリンピック種目となったトライアスロンの現場の緊張感のある空気について話した。

彼らが出場するパラエリートレースは、13日(土)に、17カ国から男子44名、女子26名合計70名が参加して行われる。レースは早朝の6時55分より、クラスごとにシフトスタートする。世界のトップアスリートによる迫力あるパラトライアスロンのレースの魅力が横浜の地で展開されることだろう。