関連カテゴリ: World Paratriathlon Series, コラム, トライアスロン, 周辺事情, 地域, 横浜 — 公開: 2017年6月2日 at 1:20 AM — 更新: 2021年5月29日 at 12:27 PM

メッセージ・フロム・リオ 〜Marcelo Colletより〜


東京への意気込み

「リオパラリンピックには様々な要因が重なって出場することが叶わなかった。とても悔しい経験をした。そして、リオに参戦できなかったからこそ、東京に対する想いは強い。引退をするわけではないが、年齢的にも、体力的にも、競技を目指すのは厳しくなることを考えると、今シーズンが最後のチャンスになってしまうかもしれない。できれば、ベストな状態で、パラトライアスロン選手として東京パラリンピックに出場し、世界大会から引退したい。2021年になっても自分の納得のいく競技ができているのであれば、もちろん最前線で戦いたいと思っている」

2015年9月、リオパラリンピック・テストイベントに出場したマルセロ・コレット。結果は10位、リオパラリンピック代表には選ばれなかった
2015年8月、リオパラリンピック・テストイベントに出場したマルセロ・コレット。結果は10位、リオパラリンピック代表には選ばれなかった 写真・佐々木延江 

横浜の皆さんへ

コレットは、2013年たった一人で横浜大会に参加してくれた外国人選手でもあり、記憶する人もいるだろう。その後は、リオ直前の2016年、そして今年2017年と3度横浜を訪れている。

5月13日、横浜トライアスロン、パラトライアスロンで3位となった、ブラジルのマルセロ・コレットのフィニッシュシーン 写真・山下元気
5月13日、横浜トライアスロン、パラトライアスロンで3位となった、ブラジルのマルセロ・コレットのフィニッシュシーン 写真・山下元気

「自国の選手ではない自分に『ゴー!ゴー!コレット!!』と、声援を送る方々がいて、とても嬉しく、感動をして鳥肌が立つ中を走っています。競技中は特にとても快感だった。今年はあいにくの雨にも関わらず、濡れながら観戦、私たち選手に声援を贈ってくれたことにも驚いたし、嬉しかった。ブラジルでは、晴天でもこんなに観戦している人はいないよ!」と、横浜のレースでの思い出を語ってくれた。

<マルセロ・コレットの写真>

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