障害児も健常児も一緒に、SRCスキー教室

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視覚障害児にスキーを指導する

視覚障害児にスキーを指導する

冬でも熱い指導

ジャパンパラ アルペンスキー競技大会が開催されていた週末、同じ菅平高原で2月3日(土)・4日(日)の1泊2日でシオヤレクリエーションクラブ(=SRC/塩家吹雪理事長)がスキー教室を開催した。SRCは障害の有無に関係なく、誰もが参加可能な陸上教室やレクリエーション活動を実施している。
2回目となる今年は14名の未就学児や小・中学生が参加。障害児と健常児が一緒にスキーや雪遊びを楽しんだ。塩家吹雪理事長やスタッフの熱心な指導で、陸上をやっている子供たちはスキーの習得が早く、初日の夕方にはリフトに乗って滑る子供もいた。

子供たちはイベントが楽しみ

障害児と健常児が一緒にそり滑り

障害児と健常児が一緒にそり滑り

塩家氏は新潟県出身。スキーに親しみ、スキーでの感覚が陸上にもつながると考える。
東京と千葉で月に2~3回、週末にジュニアかけっこ教室を開催。
「コーチが大好きで、毎回の参加を楽しみにしている」と子供と一緒に参加した保護者は語る。
「潮干狩りも楽しかった!」という子供もいて、両教室の子供が一緒に参加するランニング大会や田植えなど、様々なイベントを子供たちは楽しみにしている。

障害は、個性
中学から陸上を始めた塩家氏は、短距離選手として活躍。陸上チーム「AC・KITA」を立ち上げた。そこに障害のある選手が入部したことがきっかけで、自身が伴走者となり、2004年アテネ・パラリンピック100M全盲の選手と走り8位入賞した。
2005年に心臓病で亡くした一つ違いの弟が遺した言葉「障害は、個性」を心に刻み、指導にあたる。

昨年12月にドバイで行われたアジアユースパラ競技大会に吉川琴美選手のパーソナル・コーチとして帯同した塩家氏 (本人提供写真)

昨年12月にドバイで行われたアジアユースパラ競技大会に吉川琴美選手のパーソナル・コーチとして帯同した塩家氏 (本人提供写真)

2012年ロンドン・パラリンピックを始め数々の日本代表選手団のコーチを務め、昨年12月のドバイ2017アジアユースパラ競技大会にもパーソナルコーチとして右手と右足に麻痺のある吉川琴美選手に同行した。

今後の予定としては、4月8日(日)に「第3回アスリート・スポーツ交流会 in千葉」が青葉の森公園陸上競技場で予定されている。

<参考>
NPO法人シオヤレクリエーションクラブホームページ

(校正・佐々木延江)