日本選手団、解散!

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ソチパラリンピックメダリスト

解団式。ソチパラリンピック日本選手団メダリストとスタッフ。左上から丸山監督、荒木団長、荒井監督。左下から森井、鈴木、狩野、久保

3月17日、現地ローザフートルのホテルでソチ・パラリンピック本選手団の解団式が行なわれた。
金メダル3個を含む6個のメダルは、前回バンクーバー大会の11個を下回ったが、厳しいコース条件のなかで前半を勝ち取ることができたのは、大健闘といえるだろう。
ソチは、すべてを注ぎ込んだときの選手の技術力と、チェアスキーそのものの精度や調整技術の高さも明らかにした。
日程が嵩むにつれ、さまざまな天候やバーン状況が襲うなかで、表彰台独占という難しい目標に向かう挑戦は、やさしくなかった。
「今までの大会のなかで、最も大きな一歩となる大会となりました。つぎはもっと強いチームにしていきたいと思います」と森井大輝主将は挨拶のなかで語った。疲労の残る笑顔に、銀メダルを獲りながらも、後半の苦戦を味わったことで、挑戦者になろうとする森井の気持ちの変化が感じられた。

前回バンクーバー大会で2つの金メダルを獲得した新田佳浩は、今大会クラシカルロングで4位だった。「いまのノルディックチームの状況はこのままではいけない。スタッフになる方法もあるが、選手として4年後を目指し、後輩の高い壁になりながら強いチームを作りたいと考えています」と話してくれた。

日本選手団団長の荒木雅信氏は、結果について厳しくうけとめているようだ。若手の選手の頑張りに注目していたこと、その成果については十分に手ごたえを感じていた。「ピョンチャンに向け、選手と同時に、スタッフの育成も計る必要がある」と話していた。

IPC理事の山脇康氏は、「競技後の疲れのなかで、今日は4年後への決意は早いかと悩んだが、やはり、4年後のピョンチャン(韓国)に今これから向かいたいと思います」と語り、選手やスタッフをあらたな気持ちへと導いた。