取材者の視点 — 2018年10月7日 at 5:14 AM

いよいよ開幕!インドネシア2018アジアパラ競技大会

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「インドネシア2018アジアパラ競技大会」の開会式が6日夜、ジャカルタのブンカルノ競技場で行われた。

交通量の多いジャカルタでは、当日の夕方から周囲の道路を閉鎖。独特の熱気に包まれながらセレモニーがスタートした。

クライマックスの花火。ジャカルタの夜空が華やかに彩られた 写真・山下元気

クライマックスの花火。ジャカルタの夜空が華やかに彩られた 写真・山下元気

ステージのデザインは、インドネシアがイメージされていた。たくさんの赤のラインは、インドネシアの島々を横切る赤道だ。

大会のテーマである「We Are One」。セレモニーでも、ダイバーシティの概念があちこちにちりばめられた

大会のテーマである「We Are One」。セレモニーでも、ダイバーシティの概念があちこちにちりばめられた

大会のあいさつでは、先日のスラウェシ島で起きた地震に触れられたほか、「今日という日をインドネシアにおけるパラスポーツ発展の歴史的な日にしましょう」と伝えられた。

 入場曲に安室奈美恵!

入場行進の音楽は、各国の曲がメドレーになっており、日本の音楽には安室奈美恵の人気曲「HERO」が選ばれた。

日本選手団の入場行進は11番目。うまくいけばタイミングが合ったのだが…惜しくも間に合わず、流れたのは9番目のイランの時だった。

先頭を歩く旗手の前川(右)と主将の鈴木(左)  写真・山下元気

先頭を歩く旗手の前川(右)と主将の鈴木(左) 写真・山下元気

今大会、日本からは過去最大・参加国最大の304人が出場、17競技に参加する。旗手を務めた女子陸上・前川楓(チームKAITEKI)は、「義足でもこんなにきれいに歩けるんだというところを見てほしい」との宣言通り、堂々とした行進を行った。また主将の水泳・鈴木孝幸(ゴールドウィン)は「東京のパラリンピックの前の最後の総合大会。一丸となって1つでも多くのメダルを獲れるよう頑張ります」と誓った。

中国選手団。

中国選手団。「HELLO INDONESIA」の横断幕を掲げて入場すると、地元のスタンドが喜びに沸いた 写真・山下元気

 

8月

8月のアジア大会に続き、韓国・北朝鮮が統一旗で合同行進 写真・山下元気

 

インドネシア

最後に入場したのがインドネシア選手団。地元の観客が立ち上がってスマホで写真に収めていた

「障害」から「能力」へ

開会式後半には、ステージ上に「DISABILITY(=障害)」の文字のモニュメントが登場。車いすの少女がインドネシアのジョコ・ウィドド大統領とともにアーチェリーを放ちこむと、「DIS」の文字が崩れ落ちて「ABILITY(=能力)」の文字が浮かび上がり、セレモニーで一番の盛り上がりを見せていた。

夜空に浮かび上がるABILITY(=能力)の文字。この後、障がい者によるダンスパフォーマンスが披露された

夜空に浮かび上がるABILITY(=能力)の文字。この後、障がい者によるダンスパフォーマンスが披露された

 

主催はAPC(アジアパラリンピック委員会)とINAPGOC(インドネシア2018アジアパラ競技大会組織委員会)。大会は8日間にわたって行われ、アジアの43の国と地域の選手たちが18競技でメダルを争う。

すでに今日6日はバドミントンや卓球で初戦が行われている。

あすからも心を1つに。

We Are One!!!!

(校正 望月芳子)