アジアパラ, ジャカルタ, 取材者の視点, 水泳 — 2018年10月10日 at 12:09 AM

日本 VS 地元インドネシア、白熱の対決!~2018アジアパラ・水泳女子100m平泳ぎ

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水泳会場が、割れんばかりの歓声に包まれた。

8日に行われた知的障害クラス・女子100m平泳ぎ(SB14)決勝。

接戦を制したのは地元・インドネシアのIndriani Syuci、2位は日本の出口舞(宮前ドルフィン)。実に0.02秒差の接戦だった。

水泳インドネシア代表・金第1号!

スタンドだけでなく、地元マスコミも白熱。ミックスゾーンでの質問もやまず、たくさんカメラの前でポーズも求められていた。

ピンクのキャップ、

ピンクのキャップ、Indriani Syuci。ミックスゾーンも熱気に包まれた

「とにかく速く泳ぐことだけを考えて夢中でいたので、他のレーンは目に入らなかった。優勝したかどうか一瞬分からなかったけど、電光掲示板を見て、喜びが爆発した。自分が金を獲れるなんて夢みたい」。

照れくさそうにはにかむ17歳の少女が、インドネシアのパラムーブメントを加速させそうだ。

地元インドネシアのメディアに囲まれ記念写真。国内でのパラ水泳の人気も上がってきているようだ

地元インドネシアのメディアに囲まれ記念写真。国内でのパラ水泳の人気も上がってきているようだ

「頭が真っ白に・・・」

銀メダルの出口も、自分のレースだけに集中していた。接戦に敗れはしたものの、堂々の銀。

「銅メダルを狙っていたので、想定以上の結果に頭が真っ白になった」と喜びを口にした。

初めてのアジアパラ大会にプレッシャーを感じながらも、積み重ねた練習を自信につなげた。

21歳の出口が、夢の入口へ。2020年への飛躍に期待だ。

出口舞。銀メダルを手に、嬉しそうにはにかんだ 写真・新部遥希

出口舞。銀メダルを手に、嬉しそうにはにかんだ 写真・新部遥希

(校正・金子修平)