TOKYO 2020 — 2014年1月20日 at 11:28 PM

オリンピック・パラリンピック世界初、2度目の同一都市・同時開催にむけ、スタート! 〜IPC/東京2020オリエンテーションセミナー〜

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1月19日・20日の2日間にわたって、東京都、日本オリンピック委員会(JOC)、日本パラリンピック委員会(JPC)と、国際パラリンピック委員会(IPC/本部ボン)の委員らが東京都内のホテルに集まり、「IPC/東京2020オリエンテーションセミナー」が開催されている。昨年11月の東京オリンピックオリエンテーションセミナーに引き続き、東京パラリンピックのスタートラインとなる会合に、約220名の日本や東京の行政、スポーツ、障害者のスポーツに関わる人々が集まった。取り組みを伝える記者会見も2日間にわたって開かれた。

ブラジル出身のアンドリュー・パーソンズIPC副会長(2020東京調整委員会委員)

ブラジル出身のアンドリュー・パーソンズIPC副会長(2020東京調整委員会委員)

ブラジル出身のアンドリュー・パーソンズIPC副会長(2020東京調整委員会委員)は「日本らしく、東京らしい大会で、選手の力を最大限に引き出す大会にしたい」と語り、東京でパラリンピック・アスリートの存在、その魅力を高め、生かすプロモーション、スポンサー、伝えるメディアの役割に期待していた。
「東京誘致の約束のバーは高いところに設置されていると思う。日本人の間に、まだパラリンピック・スポーツは知られていない。パラリンピックを競技として伝え、魅力をプロモーションしていくことにより、日本社会の意識や知識を高めていけるだろう。それには、より多くの対話によりレガシーを作り上げていくことがかぎとなる」と語った。

下村文部科学大臣は「これまで我が国ではパラリンピックは厚労省の管轄だったが、今年から文部科学省が管轄していくことになりました。スポーツ庁も設置していく」と19日、1日目の記者会見であらためて語った。

<統合の歴史>
1960年ローマ大会で、それまで別の都市で開催されていたパラリンピックはオリンピックと同じ都市で開催されるようになった。その4年後(1964年)、東京でオリンピックとパラリンピックが同じ東京で開催された。
それから48年後の2008年・北京オリンピック・パラリンピックより、2つの大会は正式に同じ組織で開催されるひとつながりの大会となった。それまでの大会でも、さまざまな統合に向けた取り組みが大きな統合へのシンボルとして掲げられたが、IOCとIPCによる正式契約は北京からで、ロンドン、リオへ引き継がれ、東京は夏季大会4度目となる。

<参加者の顔ぶれ>
このセミナーのためにボンのIPC本部より来日したのは、ブラジルパラリンピック委員会会長のアンドリュー・パーソンズIPC副会長(2020東京調整委員会委員)や、バルセロナパラリンピックより夏冬数々のパラリンピックに深い関わりをもつパピエル・ゴンザレスCEOなど、経験豊富なパラリンピック・スポーツの世界をリードする要人ら5名である。
日本からは、Jリーグの創設に関わった経歴をもつ鳥原光憲JPC会長、IPC理事でもある山脇康JPC副委員長、河野博文JOC副会長、秋山利行東京都副知事、下村博文文部科学大臣、吉野利明東京都議会議長らが初めてのホスト役をつとめ、河合純一日本パラリンピアンズ協会会長や招致委員として活躍した佐藤真海選手はじめ、これまで日本のパラリンピックで重要な役割を果たしてきた人々が続いた。

2020年/東京オリンピック・パラリンピックにむけた開催国日本の活動が始まった。

(佐々木延江)