ロンドン2019パラ水泳世界選手権に向け、日本選手団が会場入り。チケット完売寸前!

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メインプールで行われた午後の練習に参加した日本代表選手のうち、偶然会うことのできた選手たち。左から中島啓智、石浦智美、山口直秀、富田宇宙、山田拓朗。アクアティクスセンター前にて。

8月31日に羽田空港を出発したパラ水泳日本代表チーム(峰村史世日本代表監督)は、9月9日からのロンドンでの世界選手権に向け、郊外での遠征合宿を経て昨夜会場に近いホテルに到着。本番のプールでの公式練習が今日(9月6日)から始まった。
合宿地ではチームメイトだけの和やかなムードだったが、現地入りしてライバルチームたちとも対面、本番に向けムードも徐々にたかまっていくようだ。
練習は早朝と午後の1日2回、メインプールとトレーニングプールのどちらかが使用されて、本番までの3日間行われる。1日目の練習が終了した。

チケットが完売寸前!

ロンドンアクアティクスセンター外観

ロンドン2012パラリンピックのレガシーを代表する「ロンドンアクアティクスセンター」で、7日間に渡って開催されるパラ水泳世界選手権のチケットが販売されているが、大会3日前の時点で全ての予選が売り切れ、決勝も14日以降は売り切れとなっている。予選から完売していることに対して会場のスタッフに尋ねると、「たくさんの学校から子供たちが集まるんですよ」と話していた。
決勝が肝心ではないか?と心配する声が上がりそうだが、2012年ロンドンパラリンピックのチケット完売のエピソードがその心配がないことを証明している。当時のフィリップ・クレーヴァンIPC(国際パラリンピック委員会)会長が提唱していた「リバース・エデュケーション」が功を奏したのである。
通常教育は大人から子供へ与えられるが、その逆が重視され、パラリンピックの授業を受けた子供たちが親へパラリンピックの魅力を伝える戦略が図られたところ、結果としてチケットが完売。その7割が親子連れであったという結果がもたらされた。このことは東京2020でも大いに参考にされている。今大会も同様な成功を納めるだろうか。