最終日。9人中7人が決勝へ進出。中村智太郎が日本チームへ合流。~London2019パラ水泳世界選手権 DAY7(予選速報)

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ロンドンで開催中の「London 2019 World Para Swimming Allianz Championships(パラ水泳世界選手権)」は9月15日・最終日を迎えた。この7日間で、日本代表は金メダル3、銀メダル5、銅メダル3の合計11個のメダルを獲得(金メダルランク13位)。2つの世界記録を更新した。

この日、これまででもっとも多い7レースに9人の選手が出場。12時(現地時間)全ての予選レースが終わり日本代表は、山田拓朗(NTTドコモ)が男子50m自由形を泳ぎ26秒66で12位、成田真由美(横浜サクラスイミング)も大会記録のでた予選を1分30秒83の9位で終え、決勝進出できなかった。ほか5種目で7名が午後の決勝レースへと進んだ。

男子50m自由形 S9予選を26.66で泳いだ山田拓朗(NTTドコモ)は12位で決勝進出ならず。「26秒台の前半で泳ごうと思っていました。クラス分けの影響を受けていますが自己ベストを更新することに取り組んできたし、これからのことはジャパンパラもあるのでこれから考えます。決勝にいきたかった」と山田 写真・安藤理智

女子100m自由形S5をスタートする成田真由美。1分30秒83、9位で決勝進出を逃した。「ロンドンへ来られて、世界選手権で泳げた。昔ライバルだった選手の命日で、一緒に泳いでいると思って泳いだ。知的の金メダルやブラインドは内定がとれてよかった。世界の記録が上がってきている中で日本も環境を活用して成長していく必要がある。パラリンピック競泳に出会えたことが嬉しい」 写真・安藤理智

クラス分けの影響について、自身も北京での変更により一時は悩んだ成田に、これからクラス分けとどう向き合って行けばいいのかを聞いてみると、「悔しい思いをしている人もいると思いいます。複雑な思いがあると思うが身体障害の選手には必ずクラスがある。分けられたクラスを受け止めて立ち向かっていくしかない。選手にはどうすることもできないこと」と話してくれた。

ロンドンパラ銀メダルの中村智太郎も選手団に合流

男子100m平泳ぎS6は9日に会場入り日本選手団に合流した中村智太郎(日阪製作所)が出場。7年前の銀メダルの会場での予選は1分28秒89、8位で決勝へ進んだ。

NAKAMURA Tomotaro (JPN) Men's 100m Breaststroke SB6

男子100m平泳ぎSB6 予選をスタートする中村智太郎 写真・安藤理智

「前半ゆっくり気味で後半あげて行こうと思っていましたが、前半ちょっとゆっくり泳いでしまいました。決勝であげていきます。体の感覚的にはいいので、あとは自分の心が負けないようにと思います」

男子100mバタフライS14は全員が決勝へ進出

続いて行われた男子100mバタフライは東海林、中島、山口が出場、全員が決勝へ進んだ。この種目で世界記録をもつ東海林大は、昨夜の200m個人メドレーでの世界新と金メダルから一夜明けてのぞみ、57秒84、全体2位のタイムだった。

男子100mバタフライS14をスタートする東海林大(三菱商事)中島啓智(あいおいニッセイ同和損保) 写真・安藤理智

100m平泳ぎで金メダルを獲得した山口尚秀。男子100mバタフライの泳ぎ 写真・安藤理智

男子50m平泳ぎ鈴木孝幸(GOLDWIN)は54秒07で予選3位で決勝進出。「決勝では8秒台前半をめざす」と話していた。
メイン種目の女子50m自由形S13にいどんだ辻内彩野(三菱商事)は28秒09、予選5位で決勝へ進んだ。
同じく、メイン種目の男子400m自由形の富田宇宙(日体大大学院)は4分43秒82、3位で決勝へ進んだ。

9月15日 DAY7・予選の結果

男子100m平泳ぎSB6予選
中村智太郎(株式会社日阪製作所)
1分28秒89 8位

男子100mバタフライ S14予選
東海林大(三菱商事)
57秒84 2位
中島啓智
59秒01 6位
山口尚秀(瀬戸内スイミング)
59秒72 8位

男子50m平泳ぎSB3予選
鈴木孝幸(GOLDWIN)
54秒07 3位

女子50m自由形S13予選
辻内彩野(三菱商事)
28秒09 5位

男子50m自由形S9予選
山田拓朗(NTTドコモ)
26秒66(決勝進出ならず)

男子400m自由形S11予選
富田宇宙(日体大大学院)
4分43秒82 3位

女子100m自由形S5予選
成田真由美(横浜サクラスイミング)
1分30秒83 9位(決勝進出ならず)

(校正・丸山裕理)