パラフォトニュース
記事掲載日:2004/03/29

岡選手(車椅子男子の部・個人)が17連覇   

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岡山で卓球ジャパンカップ
写真:17連覇を達成した岡紀彦選手(車椅子の部)

国内トップレベルの選手が競う、障害者卓球ジャパンカップ岡山大会(日本障害者卓球連盟主催)が3月13、14の両日、岡山市の六番川水の公園体育館で開かれた。
      
47チーム・男女229人が出場。立位、車椅子の部に分かれて、個人、団体戦で熱戦を展開した。
   
国際大会などでは肢体不自由者、知的障害者をクラス分けしているが、大会は立位部門に一括していた。視覚障害者は出場していなかった。

このうち、車椅子男子の部・個人戦は、岡紀彦選手(岡山)が17連覇を達成した。決勝は、藤井和彦選手(東京)と対戦。岡選手は第1セットを先制されたものの、その後は、要所を押さえる堅実な試合運びでセットカウント3−1で勝利した。試合後、岡選手は「地元開催でもあり、精神的なプレッシャーが予想以上に大きかったが、気持ちを乱さないよう心掛けた」と語り、アテネに向けて、弾みが付いたようすだった。

なお、今回はアテネの代表選考、国際パラリンピック委員会(IPC)のポイントゲームは兼ねていなかった。

結果

《個人戦》
【立位の部】
  ▽男子=1位・畠山講史郎(東京)、2位・富岡成一(同)、3位・南達也(愛媛)、3位・米倉直敏(福岡)
  ▽女子=1位・宮内富士子(埼玉)、2位・小林浩子(兵庫)、3位・塗木美千代(兵庫)、3位・工藤恭子(熊本)
【車椅子の部】
  ▽男子=1位・岡紀彦(岡山)、2位・藤井和彦(東京)、3位・長島秀明(東京)、3位・竹田勉(熊本)
  ▽女子=1位・吉海美代子(東京)、2位・別所キミエ(兵庫)、3位・福澤知子(千葉)、3位・藤原佐登子(愛知)


《団体戦》
【立位の部】
  ▽男子=1位・東京障害者卓球連盟A、2位・福岡県市障害者卓球協会、3位・Y・S A、3位・宮城県障害者卓球協会
  ▽女子=1位・兵庫フェニックス、2位・広島愛和会、3位・九州身障者卓球連盟、3位・埼玉親久会
【車椅子の部】
  ▽男女混合=1位・スイトピー2号、2位・東京障害者卓球連盟B、3位・レスポアールA、3位・東京障害者卓球連盟A



【相見】

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