パラフォトニュース
記事掲載日:2004/01/22

アルペンスキー世界選手権現地レポート/オーストリア

企画概要/今回の取材について

1998年長野パラリンピックの前段階より、日本障害者アルペンスキーチームを継続的に取材しています。2001年に、チーム所属の大日方邦子(長野パラリンピック金メダリスト)と結婚して以来、公私ともにチームとの関わりがますます深くなりました。現在、チームのトレーニングにほぼ密着し、撮影等を続けています。
 今回の世界選手権は、2002年ソルトレイク・パラリンピックで今ひとつ奮わなかった日本チームが、2006年トリノ・パラリンピックに向けて大きな弾みをつけるための重要なステップといえます。2003年にはチーム体制が一新され、トレーニング環境も充実。選手たちの士気も高く、世界を相手に戦えるチームに成長しています。
 実際、昨年のワールドカップ遠征において、大日方邦子が優勝、森井大輝が2位を記録するなど、すでに一定の実績を残しており、今回の世界選手権でも活躍がおおいに期待できます。また、若手選手の台頭も著しく、彼らがどこまで戦えるのか、といったことも焦点のひとつです。
 このように勢いの出てきた日本チームの戦いぶりを、今回の取材ではしっかりと伝えたいと考えています。取材結果は、各種メディアで随時展開していく予定です。とくにパラフォトでは、できるだけ速報性を重視した写真と原稿を配信したいと考えています。また、日本チームの広報活動を支援し、新聞や雑誌に写真を交えた現地からの速報を配信する計画も進めています。昨年、同じ方法で、ノルディックチームの活躍(新田選手が金メダルを獲得)が新聞報道された経緯もあり、アルペンチームの実力を世の中に広く知ってもらうためにも、非常に有効な手段になると確信しております。


配信計画

◎大会直前
大会の概要、見どころ、日本チームの有力選手の紹介など、写真を交えた記事を開幕前に掲載いたします。国内でのトレーニングに密着しているため、選手のコンディションなど、最新情報をできる限り盛り込んでいきます。

◎大会期間中
基本的に毎日、その日のレース結果をレポートします。日本チームを中心に取材する予定ですが、海外の有力選手の情報なども、できる限り届ける予定です。
また、大会レポートとは別に、写真をメインとしたフォトコラム的な記事も配信できればと考えております。

◎大会終了後
日本チームがいかに戦ったのかを、総括いたします。2006年トリノ・パラリンピックに向けての成果と課題が、おそらくはっきりと見えてくるものと期待しております。


大会会場:オーストリア・チロル州ヴィルシュナウ

大会日程
 1月22日 選手団出発
 1月30日 開会式
 1月31日 滑降(女子・男子)
 2月1日 スーパー大回転(女子・男子)
 2月3日 大回転(男子)
 2月4日 大回転(女子)
 2月5日 回転(男子)
 2月6日 回転(女子)

【堀切 功】

→取材者プロフィール

トップに戻る | 記事一覧に戻る | 記事目次に戻る

現在の位置:ホーム記事目次プレスリリース > アルペンスキー世界選手権現地レポート/オーストリア