どらや記
取材チームによる日記的編集後記です。
2009年10月2日
水泳・NHKドキュメンタリー |
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| 閉会式が行われる前の代々木オリンピックセンター広場 |
10月1日、夜8時から、NHKで、水泳の木村敬一選手(S11)と水上真衣選手(S8)を追ったドキュメンタリーが放送された。
私自身もアジアユース水泳を取材して、これからのパラリンピック界を盛り上げてくれる選手たちとのファーストコンタクトができたことは、大きな喜びだった。
また、日本の障害者水泳の環境、ここに関わったコーチ陣の愛情にも、あらためて尊敬の念がわいた。
NHKの映像をみていて、閉幕後まだそれほど経っていないアジアユースが、リアルによみがえってきた。
木村敬一選手
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| 木村選手、50m自由形を終えた銀メダル |
木村選手のほうは、水泳競技への取り組み方、練習環境への選手なりの考えかたなど、合宿でのポジション、食事や、大学の仲間との関わりなどを通じてわかりやすく表現されている。
そして、どのような大会でも、リラックスして自分の力を出し切る、メンタルの調整のできる選手と、あらためて思った。
水上真衣選手
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| 水上選手、2日目の金メダル |
水上選手は最年少で、何をするのもたのしそうだった。
映像は、はじめての国際大会にむけた神戸合宿や、家でのサポートがかいま見れた。
生まれつきの 障害について、家族の中で障害と水泳とどう向き合っているか。お母さんの考え方が、選手としての水上選手を育てていることもよく分かる。
まだまだこれからの 選手と思われていたが、大会結果はアジアユースではダントツで1位、金メダル3つ。エントリー種目全て。
そして、彼女の競技後のコメントから、ここでのメダルということだけでなく、世界をみていることなど、やはり日本水泳チームの競技環境からの言葉だなぁと。
世界的にも低年齢化が進む水泳競技の中で、アジアユース日本代表の水泳チームにとっては、「通過点にすぎない」ものである、という認識もあったと思う。しかし、もちろんこの大会を軽視していたわけでもない。
メダルラッシュであることは予測されていたことでも、その通り力を出せるかどうかは、どのような大会でもわからない。それが、国際大会だし、そのことをコーチ陣はきちんと教えていた。
その上で、自己ベストにこだわった練習を続けてきたことは、ユース選手たち、コーチ陣にとっても現実的な選択だったと感じる。同時に、「パラリンピック」という夢へのいちばんの近道であるこの機会を充実して過ごせたのではないか。
アジアユースでの仲間と経験は、彼らの宝物となるだろう。
水泳チームの中には、パラリンピック・アスリート2名、IBSA(国際視覚障害者スポーツ連盟)の世界大会など、国際大会経験者も含まれていた。経験のある彼らもまた、自分自身でどうこの大会に向き合うかの調整が難しかったかもしれない。
アジアユースに参加した選手を含め、日本の水泳選手は、次の浜松での日本選手権とブラジルの世界大会に向けて練習していることと思う。
私も、ロンドンパラリンピックに向けて、かれらをどう取材するか・・。
アジアユースの流れでいくと、つぎはアジアパラリンピック(広州)かな。
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