2002年3月17日の日記

閉会式後、それぞれメディアセンターに戻ってきた。各自のコラムや、全体としての閉会式の記事をアップして、作業終了である。


深夜のメディアセンター

12時を過ぎたけど、誰も現れない。ルータの撤収に来るって言ったじゃないか。

とにかく、最後の仕事を終えて、拍手で解散。


 ご飯を食べていなかった、佐々木さんと私は、最後のデニーズ。1時半をまわった頃、ホテルに戻った。

 各自、荷造りにいそしむ。佐々木さんのスーツケースは、お土産のうさぎのせいか、閉まりそうにない。大した荷物もない私は、最後のバスタイムを楽しむ。佐々木さんは、最後の悪あがき。コラムを何とか今日の分まで書き上げるのだと、頑張っている。

 佐々木さんは、なかなか閉まらないスーツケースと格闘し、約束の4時半にロビーに下りる。全員集合。


ホテルの玄関に立つ荒木さん

も、ものすごい雪だ。

雨女の荒木さんと、晴れ女の佐々木さん。今日は、荒木さんの圧勝だった。


 ホテルのロビーで、ハプニング続出。珍道中は、すでに始まっていたのである。まず、「タクシーに乗れません」事件。8人分といって頼んでいたタクシー(ワゴンが1台しか来てない!)に、全員乗り切れなかった。荷物が多すぎたらしい。かといって、こんな大雪の早朝、タクシーは簡単には来てくれない。交渉の結果、運転手さんが、戻ってきてくれることになった。

 もう1つ。「ホテルのカードキーをなくしました」事件。いつも、人(私)に開けてもらってるからよ〜、佐々木さん。目の調子も悪い彼女は、かなりへこんだと思われる。

 ダイゴ君を乗せて帰ってきたタクシーに、荒木・佐々木の両名と、私が乗り込んで、再び空港へ向かう。雪が積もる道で、タイヤを滑らせながらも、けっこう飛ばす運転手さんに、佐々木さんは、すっかり怖えている。
札幌市民としては、こんなの常識。雪道をチンタラ走るような車の方が、かえって怖いのさ。ノロノロ運転している車にパッシングをしないから、たいそう上品だと思っていたのに。


長蛇の列ができている空港カウンター

ご機嫌に飛ばした運転手さんにサヨナラを言い、空港に入る。

なんだ、この人の山は!帰国ラッシュで、ごった返すカウンター付近。


 列は、ちっとも進まないし、時間は刻々と迫ってくる。とても正攻法では、カウンターに辿り着けない...と、空港職員に泣きつく。

 職員の誘導で別のカウンターで手続きをし、なんとかクリア。飛行機に乗り込むことができた。見ると、ミツパパツアーの御一行様もいた。


ソルトレーク空港は大雪

 しかし、なかなか飛ばないのよ。雪のせいだろうか。1時間近く待って、ようやく飛び立った。


 さて、1時間遅れでサンフランシスコに到着。とはいっても、2時間近く待ち時間がある。ここでは、荷物の出し入れはないので、遅い朝食をとったり、お土産を買ったりして過ごす。

 せっかくここまで来たのだから、とカメラマンの越智さんは、タクシーをチャーターして、街へ消えていった。それって、ギャンブルなのでは。佐々木理事長が一言、

「うちのスタッフでなくて、良かった。」


サンフランシスコ空港のファーストフード

怪しげなファーストフード店が並ぶ。

奥に見えるのは、もっとも怪しげな日本料理の「Ebisu」


エビスのレインボーロール

私や佐々木さんは、無難にサンドイッチ類を食べたが、望月君は、Ebisuオススメの"Rainbow Roll"を食す。

けっこう、美味しかったらしい。でも、上にかかってるのは、醤油じゃなくて、甘そうなソースだった。ミソスープは、望月君曰く、「味噌味噌してない」だって。
トラベラーズチェックを消費するため、この後、彼はフルーツカップとティラミスを平らげた。


 最後の最後まで、みんな、お土産を買いに奔走。だって、大会期間中、休みなんて、ほとんどなかったのだから。そんな中、お土産に全く力の入らない私。

 出発以来、何も起こらなかった私にも、最後の最後、地味な事件が1つあった。「バゲージクレームのタグがついてないよ」事件である。ソルトレーク空港は、人がいっぱいで、職員もパニックだったのだろう。私のチケットを持ったおじさんと、スーツケースを持ったおばさんが、別々のカウンターに進んでしまったせいで、私の搭乗チケットには、クレームタグがついていなかったのだ。
 「私の荷物は、どこへ行ったんでしょうね?」ということで、ここサンフランシスコで、ユナイテッド航空のカウンターに1人でかけ、事情を説明。調べた日系女性が、荷物は成田まで行くことになっているから、大丈夫だと教えてくれた。一安心。それにしても、いい加減だなぁ。

 お茶をしていると、奇跡的に(?)、越智さんが戻ってきた。レインボーブリッジから、チャイナタウンから、この1時間半弱の間に、全部回ってきたらしい。証拠のデジカメ写真を見せてくれた。

「映画の『タクシー』みたいに、めっちゃ飛ばしたんですよ。」と大阪弁で語る越智さん。見た目は、おっとりしているけど、バイタリティーにあふれている。その写真は、先日の朝日新聞の一面を飾った。


雨のサンフランシスコ

その後は、特に大事件もなく、チェックで靴まで脱がされた人も出たが、全員で飛行機に乗り込む。

サンフランシスコは、雨だった。


 ここから先、写真は無い。なぜって、私が疲れたからだ。それに、日本に着いてしまえば、怪しい店も、たいした事件も起こらないから。

 空港には、今村さんと草刈さん(おこちゃま2人つき)が迎えにきてくれた。でも、私は目的地についたわけではない。ここから、第2ターミナルに移動し、札幌まで帰らねば。

 パラフォトのみんなと慌ただしく別れて、第2ターミナルへ。ここからは、ミツパパツアーで来ていた、札幌義肢製作所の土井君と一緒。彼は、できればラーメンが食べたかったらしい。しかし、乗り継ぎまで時間もないし、待合所にはソバしかないし、どうやら野望を断たれたようだ。

 この飛行機も、離陸が20分程度遅れた。 新千歳に到着した後も、なかなか荷物が出てこなかったし、土井君と一緒に乗り込んだ快速エアポートは、札幌駅で12分も停車するし、家に帰ると、すでに22時だった。
 パラフォトのBBSに書込みをし、晩御飯を食べ、お風呂に入り、日本の風邪薬を飲んで、死んだように眠った。

 そういえば、今日から、ちゃんと仕事してるかな?土井君は。

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