Days Top | Archives 02 3月6日

増える写真展はじまる

「兵藤選手が現地でのクラシフィケーションで出場できなくなった。」というニュースが届いた頃。横浜のパラフォト展会場の設営はほぼ完了していた。どうして?これからソルトレークへ向かおうとしているクルーには、ひどく残念ではあったが、同時にIDクラスの出場停止がやはり障害のクラス分けのむずかしさによるものだった、ということがアタマをよぎった。視覚障害もそうなのだ。
 横浜のイベント会場は、清水一二撮影の写真32点が「?(はてな)」マーク状のラインに沿ってレイアウトされた。疑問の投げかけをメッセージしているのか?深い意味はないと思う。ボランティアで建築家の小林信夫氏のアイディアだ。写真展示用のイーゼルは、会場提供者である横浜情報文化センターが購入してくれ、見栄えのする空間になった。会期は10日(日)までなので、パラリンピックを楽しむためのお勉強をしたい方にはもってこい。会期後も競技は続くので、その様子は自宅や職場のインターネットで確認してみてほしい。会場はJR関内駅より、横浜スタジアムのある横浜公園の中を抜けた、日本大通11番。たくさんの方のご来場を心よりお待ちしています!