To:Frends_ml
From: sasaki@paraphoto.org
Date: sat, 14 mar 2002 22:48:09 +0900
Subject: ソルトレークを終える


このメディアセンターには、たくさんのメディアの方が来ています。
世界の蒼々たるメディア陣営の中に、NPOがいる。非営利活動法人。偉そうなネーミング。
法人だけれども、報酬はない。それどころか、旅費を自分で払い、会の運営に対して会費を払っている。
会は、いくらかの協賛金や、企業による技術や機材などの提供を受け、ここまでたどり着いた。
アスリートに比較するのは主役を奪うような言い方だけれども、パラフォトのスタッフもみなそうして、
自分の生活と取材の両立を悩み、切り抜けてきた。
パラフォトがここまでこれたのは、紛れもなく、スタッフ全員の、
スポーツのたのしさを肌で感じて伝えたい、という意欲だった。

わたしたちはどのように見られているのだろう?
有志のプロ・アマが集まって、既存のメディアがやってこなかった事をやっている。
よく聞かれることは、「福祉団体ですか?」もしくは、「儲かるんですか?」など。
うーん、一通りでは理解されにくいのかもしれない。
編集の企画をする、写真展を開く、ホームページのデザインをする、機材を準備する、
情報を作る、といったことのすべてのを、自前の技術と資金と時間を投入してきた。
だからこそ、アホなページづくりをしたくない。
あらゆる面でのクオリティアップを目指している。

パラフォトでの「クオリティ」は、編集方針との基本的なすり合わせができていれば、
あとは、記者自身の取材現場での行動に多くの意味を求めていく。
取材中のチームワークは、スポーツの中にもいっぱい学べる。
だからこそ、この活動がノンプロフィットで金銭的なフォローはほぼないに等しいが、
自分たちのルールと価値感を信じて、クルーが元気でいられるのだと思う。

もちろん、すべてが上手くいっているわけではないけれど。

今回、ソルトレークからインターネットでパラフォトが送ったメッセージが、
どんなふうにうけとめられているか、知りたい。
そして、ソルトレークをはじまりとした、
あらたなパラフォトの対話をはじめたいと思う。


NobueSasaki●www.paraphoto.org〜DaysLetter〜

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