100%の力を出しきって、まずは初戦のアメリカ戦に勝つ。

ソルトレークを目前に意気込みを聞かせてください。
――長野大会からから4年、ナガノがやっとスタートっていう意識が自分の中にあって。今回は通過点という形で、チームがどこまで世界に通用するかということで意気込みは強いですね。

世界の3強に対して意識することはありますか?
――日本は日本チーム以外のことはできないので、それ以上背伸びする必要はないと思ってます。今あるものを出すしかないので。特にカナダ・ノルウェー・スウェーデンだからこうしようということではなくて、いまの僕らの力を100%出すしかないと思ってます。

ここだけは絶対負けたくないというチームはありますか?
――全部ですけど(笑)。やはり一発目のアメリカ戦。やはり初戦というのが大きいので、勝ちたいですね。

期間中、3日間に2日は試合という日程が1週間続きますね。どうやってコンディションを保ちますか?
――自分も含めて日本人はとくにメリハリつけるのが下手というか、試合が終わったのにまだ「集中しなければいけない」という思いがあるみたいで。試合以外ではなるべくリラックスすることが必要だと思います。私はホッケーのほかに車椅子テニスもやっているのですが、その時もやはりそう感じました。日本がこれからメダルを取りにいくには必要な要素のひとつだと思います。

合宿から「声を出す」ことがテーマになってますね。試合中に、声を聞き分けることってできるんですか?
――けっこう、ベンチの声って聞こえないもんなんです。仲間の声はすぐ近くにいるから聞こえるんですけど・・・。とくにパラリンピックのような大きい会場だとやっぱりベンチからの声は全く耳に入らないんで、頼れるのは自分と仲間の声だけ。そういう意味でこの声を出すというのはとても大切なことなんです。こういったことは本当に普段からしていかないといけないですね。

読者の方にメッセージをお願いします!
――(テロの影響などで観に行けない人がいることに対して)本当に残念なんですよね。ナガノのパラリンピック以来、続けて応援しようとしてくださっている方が来られないのは。本当は、たくさんの人に実際に観てほしいんですけどね。自分でもインターネットで写真と文章だけで表現するしかないんで・・・。ナガノ以来上達していますので、期待していてください。

最後に、目標のメダルの色は?
――もらえれば何色でも(笑)。絶対メダルは欲しいですね。


●自分の性格を「感情を外に出さないタイプ」と言っていた三澤選手。話をする時も、落ち着いてとても丁寧でした。緊張感が高まるなか、一番自分をコントロールできているのは彼ではないかと思いました。でもソルトレークで勝ったら、カメラに笑顔くださいね(笑)。
三澤選手、ありがとうございました!


荒木美晴

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