障害者アルペンスキー世界選手権始まる！

30日、2回目のダウンヒル公式トレーニングが行なわれました。まずまずの好天にも恵まれ、日本選手たちはレース本番を想定した果敢な滑りをみせていました。

中でも好調だったのは女子チェアのクラス。大日方邦子選（LW12/2）と青木辰子選手（LW10）がそれぞれ1位と2位のタイムを記録し、明日のレースの予行演習を最高の形で締めくくりました。また男子も、谷口彰選手がLW11で5位、鈴木猛史選手がLW12で4位、丸山直也選手がLW4で3位、井上真司選手がLW6/8で5位にそれぞれ入るなど、順調に仕上がっています。

なお、男子LW3+LW5/7+LW9の統合クラスとLW10クラスは、人数が規定を満たしていないという理由により、ダウンヒル競技ではエキジビション（正規表彰の対象外）となることが決まりました。東海将彦選手（LW3/2）と長谷川順一選手（LW10）というメダル候補を擁する日本にとって、非常に残念な決定です。

また、午後6時からは開会式が行なわれました。イギリスのエドワード王子をはじめとする多数の来賓を招いての、盛大な式典でした。ただし屋外だったため、かなり寒く、レースを控えた選手には気の毒でしたが……。

明日からはいよいよレース本番の開始です。ご声援をよろしくお願いいたします。


【堀切】