Paraphoto 特定非営利活動法人 国際障害者スポーツ写真連絡協議会

9月18日 (19:56)

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仲里進インタビュー アテネに向けて

なごやん

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アテネパラリンピックで、沖縄県からただ一人出場するウィルチェアラグビーの仲里進。彼に、競技にかける情熱、そして試合を控えた意気込み、そして沖縄への想いを聞いた。

ウィルチェアラグビーは、19日17時(日本時間23時)の対アメリカ戦から、計6試合が予定されている。

−ウィルチェアラグビーを始めたきっかけは?

車椅子バスケット、車椅子ツインバスケット、そしてウィルチェアラグビーもやっている、チームメイトで元日本代表の神里和彦選手に誘われたのがきっかけです。


−このスポーツのどんなところに魅力を感じますか?どのあたりが面白いですか?
なんと言っても格闘技のような激しさですね。車椅子同士のぶつかり合いの迫力がすごいです!そして、アメフトやバスケットのように、例えば、スクリーンをかけて味方のためにスペースを作ってゴールを奪うようなチームプレーがとても面白いです。パンクなどでゲームが止まっても自動車レースのF1のピットインのように、ベンチスタッフがタイヤ交換をしたり、選手もスタッフもチーム一体なのも見どころです。

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−沖縄での活動は?

Okinawa Hurricanes に所属してチーム活動や、障害者のスポーツなどの普及活動をしています。
−自分のプレーでここを見て欲しい、という点は?
自信があるのはクイックネス、つまりプレーの俊敏さです。試合に出たらとにかく頑張ります!
−アテネ・パラリンピックでの目標は?
ジャパンチームとしても、パラリンピックは初出場なので、少しでも上位に行けるよう、メダル目指して頑張りたいです。また、世界で自分のプレーがどれだけ通用するか、とても楽しみです。
−今回のアテネパラリンピック出場が、特に沖縄の地域社会に、どのような形で、還元できるといいと思っていますか?
これをきっかけに、多くの人々にラグビーやいろいろな障害者のスポーツがあることを、そしてその素晴らしさを知って欲しい。障害者のスポーツに対しての理解や環境などが、これからもどんどん良くなって行って欲しいです。
−最後に、沖縄の人々へのメッセージを。
みんなの温かい支えがあってここまでこれました。ありがとうございます。アテネでの試合、そして今後とも応援宜しくお願いします。

責任感が強く、Okinawa Hurricanes ではキャプテンとしてチームを引っ張る彼は、日本代表チームではまだスタートメンバーではない。しかし、ちょうど女子バスケットボール日本代表チームにおける立川真紗美のような役回りで、ポイントとなる時間帯でスピードで引っかき回して、流れを取り戻してくれるようなプレーを期待したい。

 

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