パラフォト
2004アイススレッジホッケー世界選手権


このコンテンツは、ニコンD2Hで撮影されています。

4月17日から24日までの日程で、アイススレッジホッケーの世界選手権がスウェーデンのOrnskoldsvikにて開催されました。 日本、スウェーデン、ノルウェー、アメリカ、カナダ、イギリス、エストニア、ドイツの8カ国が参加。今大会は、A・B両プールに分かれ、予選上位各2チームに、2006年トリノパラリンピック出場権が与えられます。 パラフォトでは、現地より8日間の熱い戦いをレポートました。

観戦PHOTO> 
 アメリカ×イギリス→4月17日 10:00
 日本×カナダ→4月17日 16:00
 日本×アメリカ→4月18日 19:00
 日本×イギリス
  →(日本が赤のユニフォーム)4月19日 13:00
 日本×エストニア→4月21日 15:00
 アメリカ×スウェーデン→4月22日 15:00
 ノルウェー×カナダ→4月22日 19:00
 ドイツ×エストニア→4月23日 15:00
 日本×イギリス
   →(日本が白のユニフォーム)4月23日 19:00
 スウェーデン×カナダ→4月24日 11:00
 ノルウェー×アメリカ→4月24日 15:00

【荒木美晴】

 
スレッジ世界選手権を控えて
企画概要
大会概要
関連記事一覧

STAFF
・取材 荒木美晴
・配信サポート 森田和彦
        佐々木延江

●お問合せ・記事のご感想は→info@paraphoto.org
※アイススレッジホッケー世界選手権大会の取材は、(株)ニコンカメラ販売のご協賛により撮影が行われます。

記事一覧(時系列)

<スレッジ>世界選手権大会観戦フォトを掲載。
【2004年5月2日 荒木】
1位を獲得したノルウェーチーム。
 →アメリカ×ノルウェー戦
 →世界選手権大会を振り返る(1)
 →世界選手権大会を振り返る(2)
 →なんでもコラム <スウェーデン日記 番編>
 →記事一覧

世界選手権大会を振り返る(1)
【2004年5月2日 荒木】
 大会が終わり、約1週間。選手は、日が経てばたつほど悔しさが募ってきているのではないか。以前と同じような練習を繰り返していても世界には通用しないということを痛感したはずだ。大会終了後、中北監督は「この状況を一度リセットするしかない」と話した。(本文より)
 →世界選手権大会を振り返る(2)
 →なんでもコラム <スウェーデン日記 番編>
 →記事一覧

ノルウェー優勝。アメリカに逆転勝ち
【2004年4月24日 荒木】
 大会最終日の24日、決勝戦と3位決定戦が行われた。決勝は、ここまで無敗同士のノルウェー対アメリカ。フェイスオフ直後の25秒、アメリカのJoe Howardが先制点を入れ、2ピリまでノルウェーの反撃を全員で阻止した。しかしアメリカの足が止まりだした3ピリ後半、Rolf Einar Pedersenを中心に落ち着いてゲームを組み立てたノルウェーが2得点し、逆転。最後のアメリカの必死の反撃も及ばず、ノルウェーが2−1で優勝した。また、3位決定戦では、スウェーデンがカナダに3−0で完封勝ちし、銅メダルを獲得した。
 →最終順位
 → なんでもコラム<スウェーデン日記 4月24日>
 →会場からの速報をBBS(掲示板)に 掲載中!
 →記事一覧

日本、まさかの敗戦。6位
【2004年4月23日 荒木】
 23日、日本にとって最終戦となる5−6位決定戦が行われた。イギリスと対戦した日本は、終始パックを支配したものの、1ピリオドに先制点を許してから最後まで決定打を繰り出すことができず、1−0で敗れた。この結果、日本は前回世界選手権から二つ順位を落とし、6位という結果に終わった。
 →5−6位決定戦/スコア

ドイツがエストニアを下し、7位
【2004年4月23日 荒木】
 今日からセミファイナルラウンドが始まった。Aプール3位の日本は、Bプール4位のエストニアと対戦し、2対0で勝った。予選のイギリス戦と同様に、序盤からパックを支配する日本は第1ピリオドの12分46秒、アタッキングゾーンの左サイドで相手に囲まれながらも遠藤が放ったパックがキーパーの手の下をすり抜け得点。2点目は最終ピリオドの13分52秒、センターラインあたりから遠藤、吉川とつないだパスを受けた石田がディフェンスを振り切り、落ち着いてシュートし試合を決めた。また、この日行われたもうひとつの試合では、Bプール3位のドイツとAプール4位のイギリスが対戦。ウイニングショット対決にまでもつれ込んだが、5本のうち4本をドイツがはずし、イギリスが勝利した。この結果を受け、日本は5−6位決定戦をイギリスと対戦することが決まった。

トリノパラリンピック出場は、3位まで
【2004年4月23日 荒木】
 今大会の結果を受け、トリノパラリンピック出場権を獲得できるのは、上位3チームとの確認をとりました。パラリンピックの出場国は8。開催国出場のイタリアが加わり、残り4つのイスをかけて各地域での予選会が行われる予定です。

決勝戦は、アメリカ×ノルウェー
【2004年4月22日 荒木】
 22日、準決勝2試合が行われた。第1試合のアメリカ対スウェーデン戦は、終始リードを守ったアメリカが2−0で勝利。また、前回の世界選手権の決勝カード、ノルウェー対カナダの試合は、ノルウェーが今大会2度目となる延長戦を制し1−0で辛勝した。24日の決勝戦は、現地時間の午後3時にフェイスオフ。
 →準決勝戦スコア
 →なんでもコラム<スウェーデン日記 4月22日>

延長戦、そしてウイニングショット対決へ
【2004年4月21日 荒木】
 第2試合、ドイツ×イギリス。今大会初の延長戦、そしてウイニングショット対決。序盤はドイツの勢いに押されていたイギリスだったが、3ピリ目後半から脅威の粘りを見せた。最後まであきらめないホッケーの大切さを目の当たりにした。

エストニアに2−0で勝利。順位決定戦はイギリスと
【2004年4月21日 荒木】
 今日からセミファイナルラウンドが始まった。Aプール3位の日本は、Bプール4位のエストニアと対戦。2002年のソルトレークパラリンピック予選では、日本が先制点を挙げていながら最終ピリオドで逆転負けを喫している相手だけに気の抜けない試合となったが、2点のリードを最後まで守りきった。
 →セミファイナル5−8位ラウンド/スコア

日本から持ってきてよかったランキング<スウェーデン日記>
【2004年4月20日 荒木】
 到着した日、アクレを取りに行ったついでにその辺をぶらついていたら、知らないうちにメインストリートを制覇していた。それくらい、小さい街なのだ。

イギリスを完封!
【2004年4月19日 荒木】
  日本、2−0で勝利 予選3日目、日本は同じく2連敗中のイギリスと対戦し、2−0で勝利した。試合開始から終了まで、ほぼ日本がパックを支配したが決定打が出ず、1ピリ目終了直前にようやく遠藤が得点。2点目も2ピリ終了直前。日本のゴール前からこぼれたパックを遠藤、吉川がつなぎセンターから抜け出た須藤が一人で持ち込み、ゴールの左上に突き刺さるシュートを決めた。3ピリ目は、ディフェンスの加藤と石田が危険なプレーで退場処分となり、一時は4人で戦うことになったが、このピリオドから出場したゴーリーの福島がファインセーブを見せ、日本の初勝利を演出した。
 →なんでもコラム <スウェーデン日記 4月19日>
 →イギリス戦の写真
 →予選3日目のスコア


日本、アメリカに逆転負け
【2004年4月18日 荒木】
 予選2日目の18日、日本はアメリカと対戦し4−3で惜敗した。第3ピリオドの前半まで竹内の先制点、石田の2得点で3−1と差を広げたが、最終ピリオドの残りわずか8分間でアメリカに3点連取され、逆転負けを喫した。これで日本は2連敗で、同じAプールのカナダ、アメリカがそれぞれ2勝、イギリスが2敗となり、日本の決勝ラウンド進出はならなかった。明日の予選最終日は、日本はイギリスとの試合。カナダとアメリカが予選トップ通過をかけて、直接対決する。
 →アメリカ戦の写真
 →予選2日目のスコア

アイススレッジホッケー世界選手権、日本 初戦でカナダに大敗
【2004年4月17日 荒木】
 日本は第3試合に登場。初戦に勝って波に乗りたい日本だったが、強敵カナダに6−1で敗れた。試合開始早々の27秒、カナダに先制点を許し1ピリで2点、2ピリでも1点追加され、さらに最終ピリオドでも3回パックが日本ゴールに突き刺さった。3ピリ目に遠藤のシュートで1点を返したが、日本は最初から最後まで自分たちのプレーをすることができなかった。試合後、選手らは悔しさで表情を歪めながらリンクを後にし、日本の中北監督は「選手を効果的に使わなかった私の責任。カナダは突出したうまさはないが、基本がきっちりとできている。開始してすぐに点を取られたことで、うちの選手に気負いが生まれてしまった。このままでは終われない。明日のアメリカ戦では、日本の実力を見せてやる」と話した。
 →予選1日目/スコア(日本×カナダ)
 →なんでもコラム<スウェーデン日記 4月17日>

フランクさんとの出会い <スウェーデン日記>
【2004年4月16日 荒木】
 ホテル到着後、私がまず最初にやらなければいけないのは、パソコンをネットにつなぐこと。事前の情報によると、レセプションでLANとダイヤルアップが使えるはずだ。さっそくパソコンを持ち込んでつないでみた。が・・・。これが両方とも全く作動しない。前日に必死になって準備したのは無駄だったのか・・・!

ついに、雨女返上 <スウェーデン日記>
【2004年4月15日 荒木】
 出発の日。知る人ぞ知る雨女の私にしては珍しく、家を出るところから快晴だ。飛行機に乗っても天気は良好。伊丹から成田へ行く便の途中で、富士山が見えた!

トリノへの道・スレッジホッケー世界選手権
【2004年4月9日 荒木】
 来たる4月17日から24日までの日程で、アイススレッジホッケーの世界選手権がスウェーデンのOrnskoldsvik にて開催されます。 日本、スウェーデン、ノルウェー、アメリカ、カナダ、イギリス、エストニア、ドイツの8カ国が参加。日本はアメリカ、カナダ、イギリスと同じAプールに入り、予選突破、そしてメダル獲得を目指します。 なお今大会はA・B両プールの予選上位各2チームに、2006年トリノパラリンピック出場権が与えられます。 パラフォトでは、現地より8日間の熱い戦いをレポートします。お楽しみに!
 →スレッジ世界選手権を控えて
 →企画概要 →大会概要

 

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