関連カテゴリ: インタビュー, サッカー, ブラインドサッカー, ブラインドスポーツ, ブラサカトップ, 夏季競技, 日本選手権, 神奈川 — 公開: 2022年1月12日 at 1:58 AM — 更新: 2022年3月10日 at 9:57 AM

日本代表を押さえ若手が躍動 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー 日本選手権

ブラサカ体験会

準決勝ラウンド(平塚会場)ではアイマスクをつけたブラインドサッカー体験会や「ロービジョン(弱視)ゴーグル」をつけたワークショップが同時に開かれた。

体験会で見えにくさを体験する参加者たち
アイマスクをつけて壁際を歩く体験 筆者撮影
ピクトグラムを体験メガネ(ゴーグル)でみる参加者
「ロービジョン(弱視)の体験ゴーグル」で見えにくさを体験 筆者撮影

実際のボールを使い、東京パラ日本代表の寺西やブラサカ協会スタッフの指導を受けながら、アイマスクをつけ壁づたいに歩く練習やシュートなどを体験し、引き続き、ロービジョン(弱視)体験用のゴーグルをつけ見えにくさの体験も行った。
体験した感想を伺ったところ、「想像していたよりも難しかった。ボールが足から離れたら分からない。何もないところからボールを見つけるのが大変だった。声を頼りにといっても「右でも」と言われてもどれくらいなのかかが分からない。真っ直ぐだと思っても右にいっている。私たちはゴールを目で見て感覚で場所が分かるけどそれすらない。音を頼りに想像していくのがすごい。大変なことをやっているなと思った。急に見えなくなったりしたら不安感が強いんだろうなと思った。」と語ってくれた。
目が見えないハンディを日常生活や練習などで乗り越え、ブラインドサッカー選手として日々進化している選手のすごさを感じてもらえたのではないだろうか。

(編集校正 中村和彦、久下真以子、佐々木延江 写真取材 秋冨哲生)

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