関連カテゴリ: Tokyo 2020, イベント, 卓球, 周辺事情, 夏季競技, 東京パラムーブメント, 競技の前後左右 — 公開: 2018年8月8日 at 12:02 PM — 更新: 2018年8月31日 at 11:49 AM

プレーこそが最大の普及への道筋! 卓球トップ・アスリートによる「ある試み」

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第2回JPTT ultimate team match、魅せる普及活動!

パラ卓球・立位クラスの有力選手らが自身の手で大会をプロデュースしようという「試み」、「第2回JPTT ultimate team match」が、東京都練馬区にある中村南スポーツ交流センターで8月5日(日)に開催された。
会場には近隣に住む親子連れや仲間同士を中心に、クラブのチーム・ユニフォームを着用し、ラケットなどを手にした子供たちの姿もあった。

「JPTT ultimate team match」は昨年、日本のパラリンピック発祥の地・大分で始まった。
第1回を企画、地元大分で開催したロンドンパラリンピック日本代表の板井淳記(旭化成)は、「(ハイレベルな)プレーを間近で見てもらうことが、パラ卓球の最大の普及につながる」と言う。

チームマッチで勝利したリベンジチームの板井淳記(旭化成/クラス6) 写真・岡田友貴
チームマッチで勝利したリベンジチームの板井淳記(旭化成/クラス6) 写真・岡田友貴

2回目である今年は、リオパラリンピック日本代表であり、若きエースと評される岩渕幸洋(協和発酵キリン)が企画を担当。パラリンピックを2年後に控え、地元である東京練馬区に舞台を移した。

「パラ卓球は全国大会もありますが、なかなか生で見に行けませんよね。また、大きな大会は観客に見せるための会場作りをしていないので見づらいという側面もあります。最近、2020年に向け体験型のイベントは増えてきたように感じますが、今大会ではパラ卓球のトップ選手が真剣勝負をする場を身近で見ていただけたらと思い、企画しました。多くの方々にご来場いただけて、選手のプレーを直接見ていただけて良かったと思っています」

と岩渕は大会終了後、話してくれた。

その思いは、会場づくりにも表れていた。会場には1台の卓球台がステージのようにおかれ、自由席で卓球台にかなり近い席も多く準備されている。間近で選手のプレーを見ることができ、その迫力と熱気を感じることができる。

企画を担当した岩渕幸洋(協和発酵キリン/クラス9) 写真・水口之孝
企画を担当した岩渕幸洋(協和発酵キリン/クラス9) 写真・水口之孝

(写真・取材協力:岡田友貴、水口之孝、編集:望月芳子、金子修平)

<目次>
1)第2回JPTT ultimate team match、魅せる普及活動!
2)観戦力を高めるデモンストレーション
3)メインイベント! チームマッチ「チャンピオンチームVSリベンジチーム」
4)選手写真

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