関連カテゴリ: Tokyo 2020, ボッチャ, 取材者の視点, 地域, 東京パラムーブメント — 公開: 2020年11月17日 at 3:09 AM — 更新: 2020年11月20日 at 1:09 AM

感想インタビュー編:子どもプロデュースのボッチャ大会「WHO I AM HOUSE」で開催!

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東京オリンピック・パラリンピックに向けて豊洲(東京都)に建てられた「WHO I AM HOUSE」で、子どもたちが企画したボッチャ大会「TOMA CUP」(主催:一般社団法人ZEN)が開催され総勢50名が参加した。参加体験記につづき、ここに、さまざまな立場で関わった方々の「感想インタビュー」を残し、記憶に留めておきたい。

参加者で記念撮影
WHO I AM HOUSEでの子どもプロデュースボッチャ大会、参加者全員での記念写真

主催者の子どもたち

賀川統馬くん

今回リーダを務めた賀川統馬くんにインタビューさせていただき、
開始の時よりもひとまわり大きくなり、自信満々に語ってくれました。

Q:今日やってみてどうでしたか?
リーダーとして、みんなから出たいろんな意見をまとめるのが難しかったけど楽しかった。
これまでの準備は大変でしたけど、多くの人に参加してもらえてとても嬉しいです。
みんなと協力してできて楽しかったです。次回は、今回みんながサポートしてくれたみたいにサポートしたいです。

記念品のファイルを手にインタビューに応じるリーダー賀川統馬くん
記念品のファイルを手にインタビューに応じるリーダー賀川統馬くん

Q:参加者の皆さんへ
今日は参加してくれてありがとうございます。
協力してくれてありがとうございました。また遊びましょう!

安田晄太郎くん

Q:今日やってみてどうでしたか?
最後ボッチャの際にうまく投げれたり、レクリエーションが楽しかったです。
また、チームでは森井選手と一緒にたくさんの作戦やお話が一緒にできてよかったです。

パラリンピアン 森井大輝と力瘤くらべする安田晄太郎くんのツーショット
特別ゲスト・パラリンピアン森井大輝と力こぶ対決をする安田晄太郎くん

Q:今後チャレンジしてみたいことはありますか?
野島さんとハンドサイクリングやチェアスキーをやってみたいです。チェアスキーはまだやったことなかった。森井選手がチェアスキーに来てくれると思うので、絶対に一緒に滑りたいです。

特別ゲスト

森井大輝選手

Q:参加していかがでしたか?
障害の有無にかかわらず子どもが中心になって行うイベントが企画され、参加できたのは、良い機会でした。僕自身もとても勉強になり光栄でした。

森井大輝とボッチャチーム
特別ゲスト・森井大輝。チェアスキー銀メダリスト。WHO I AMで語られる主人公の一人。

Q:参加のきっかけは何ですか?
「子どもとボッチャ大会企画するから遊びにきてよ!!」と野島さんより誘っていただきました。
野島さんの活動は素晴らしく、先輩として、すごいと思っています。少しでも参加・サポートができたらと思っています。
また、僕自身もWHO I AMに出演させて頂いているので、とても良い機会だったなと思います。

マイクを向けられる森井大輝
特別ゲスト森井大輝への意見を求めるGo Beyond 元代表の山本華菜子さん

Q:子どもたちへ一言お願いします
とても立派でした。自分が同い年だった際には、ここまでの挨拶や意見をまとめる能力はありませんでした。
なので、彼らはもう大人であり、良い経験ができているなと思いました。
このコロナ禍で何かやろうとするのが難しい中で、やれることをどうやっていくか考えることが、生きていく中でプラスになる。それは、僕自身も障害を持っていますが、今ある環境で「努力」をすることは、今後生きていく中での糧になってくるのではないかと思います。

会場提供者

太田慎也さん、泉里絵さん

(WHO I AM プロデューサー)

Q:参加してみていかがでしたか?
太田さん:私は参加というよりも、会場をご提供する立場でした。みんなが笑顔で真剣に取り組む姿に、心が動かされ暖かい気持ちにもなりました。実際に試合に僕自身も参加しましたが、もっとボッチャの練習をしなきゃと思わされました。

ボールを消毒するWOWOW太田慎也さん
参加者と一緒にボールを消毒するWHO I AMチーフプロデューサー太田慎也さん

泉さん:みんなが楽しそうにやってくださり、私たちも楽しめました。
WHO I AM HOUSEは、6月にできたのですが、今まで(コロナ対策のため)5ヶ月間使用できていませんでした。今回のイベントは、WHO I AM HOUSEのコンセプトに沿った企画を開催することができ、嬉しかったです。子どもがプロデュースするとかってなかなかやっているようでやっていない。野島さんの「子どもに任せるプロジェクト」を最初に実行することができラッキーだったなと思っています。

Q:今後に関して
太田さん:今後のことはオリパラ延期の影響もあり、まだ決まっていません。「世界中から多様な個性が集まる場所にしたい」との思いから、いろんな企業さんや、いろんな方のお力をお借りしてWHO I AM HOUSEを建てたので、今回のボッチャ大会のようなイベントが少しでも多く開催されたら嬉しいなと思っています。2020年は世界中にとって決して明るくないかもしれないし、前に進みづらい年だったかもしれませんが、今回、ここで起こっていたことは、「未来」そのものでした!

泉さん:今回このような形で実施できることが本当にやりたかった形です。
将来日本を背負ってくれる子供たちが大会を行ってくれたことに価値があると思います。
会場を今後もぜひ使ってもらいたい思っているので、子どもたちが中心となり、大会を開催して欲しいと思います。このイベントきっかけに様々なイベントができるといいなと思っています。

チーム記念写真
チームとの記念写真に参加するWHO I AMプロデューサーの泉里絵さん(一番左)

Q:子どもたちに一言お願いします
太田さん:半年近く前からみんなが一生懸命準備する様子を見聞きしていました。みんなで何かをやることは、エネルギーや勇気もいるけど、絶対に1人ではできないことができるし、大きなパワーが生まれます。今回そんなことを実感できたイベントだった。本当にすごかったよ!
「ムリ」とか「できない」と言ってると人生損しちゃうから、『やりたいことをやるために、どうするか。』を考えたみんなは、きっとこれからもっともっと大きなことをできるようになる。これだけのイベントを準備して実現させたことに、心から拍手です!

泉さん:めっちゃ感動しました! みなさんの熱い思いを感じました。
今後も続いていくと良いなと思っています。

子どもたちのサポートをした大学生

桐原明香さん

進行役ボランティア/上智大学「Go Beyond」の1年生。

Q:パラスポーツの運営に関わったことはありましたか?
ボッチャは1回やりました。また、ゴールボールは、オフィシャルクリニックを受講しました。

ボランティアの大学生と記念写真
進行ボランティアをしてくれたGo Beyond の大学生たちと一緒に記念写真

Q:子供たちが企画したイベントはいかがでしたか?
真剣にやりつつも和やかな雰囲気で作戦も立てることができ楽しかったです。

Q:今後どんな人に参加してもらいたいですか?
大学生にも参加してもらいたいです。車椅子の方だけでなく他のいろいろな障害を持った人などに参加してもらって、障害理解を深められたらいいのかなと思います。誰でもできるパラスポーツの魅力を強く感じました。

Q:たとえば、聴覚障害の方が参加するとしたら、工夫することなどありますか?
マスクはしんどいですよね(笑)
(言葉を読み取るのに)音(声)が7割、口が3割で、普段は口を見ながら会話をしているので結構マスクがあると(口が隠れてしまい)大変です。
なので、クリアーマスクなどで接してくれるとわかりやすいです。

ーーーインタビューに応じていただき、ありがとうございました!

<参考>

1)「WHO I AM HOUSE」

東京オリンピック・パラリンピックに向けて豊洲(東京都)に建てられた「WHO I AM HOUSE」

正式名を「IPC & WOWOW パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM HOUSE Powered by TOKYO GAS」という。テレビ局のWOWOW(東京都港区・⽥中晃社長)と、東京ガス株式会社(東京都港区・内⽥⾼史社長)により建てられた、パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ 「WHO I AM」のコンセプトをもつ家である。国際パラリンピック委員会(IPC)とWOWOWにより共同制作された「WHO I AM」は、世界最高峰のパラアスリートたちが「これが自分だ!」という輝きを伝え、障害のある人との多様な社会をともに築いていくことを目指している。


WHO I AM について(WOWOWホームページ)
https://corporate.wowow.co.jp/whoiam/

2)ボッチャについて
ボッチャは、パラリンピックの競技種目の一つ。種目の中では最重度の選手が出場していることで有名だが、実は、だれもが楽しめる競技として世界中で楽しまれている。ルールは、ジャックボールと呼ばれる目標のボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、ぶつけたりして、いかに近づけるかを競う。投げることができない場合も「ランプ」という方向指示用のスロープを使い、介助者に指示をだして投げることができる。重度障害のある人がプレーすることが想定されている。

(写真・編集 佐々木延江)

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