World Paratriathlon Series, イベント, 体験会, 横浜, 神奈川 — 2020年12月20日 at 8:29 PM

「気楽にやろうよ!」パラ・木村潤平ら登壇。〜横浜でトライアスロン・キッズセミナーが開催された〜

コロナウイルス感染者数が記録を更新、油断できない緊張が続く横浜で、12月19日(土)「横浜トライアスロンセミナー2020パラキッズセミナー」が日産スタジアムの室内走路で開催された。「ITU世界トライアスロンシリーズ横浜大会」組織委員会が主催。授業は午前9時半と11時半からの90分授業が2回、小中学生合計4名が参加した。

パラトライアスロン体験とスポーツ交流に集まった子どもたちと講師で記念撮影 写真・秋冨哲生

「今日は少人数だし、堅苦しいのはやめて、リラックスしていこう!」と、パラリンピアンの木村潤平が気さくに呼びかけ、競技用バイクの説明や、乗れそうな子どもには実際にハンドルを握って「手で漕ぐ自転車」の体験を行った。

ゲスト講師には、木村のほか、障害のある子どものクラブチーム「横浜ラストラーダJr」を指導する久保田章さんも登壇。ランニング、車いすでのスラローム、競争体験としてリレーが行われた。

先頭を走る松山文人さんはパラリンピック・トライアスロン日本代表の強化を担っている。子ども、木村潤平(ハンドバイク)、車いすでの講師をつとめる陸上クラブ「横浜ラストラーダJr」の代表・久保田章さん。全員でスラロームを走る 写真・秋冨哲生

また、日常的に車いすを使う参加者には、久保田さんが車いすでの走行を、知的障害と障害のない子どもにはJTU(日本トライアスロン連合)でパラリンピック日本代表の強化に携わる松山文人さんが、それぞれ専門スキルをフル活用して子どもたちの指導にあたった。

中学2年の車いすの参加者は久保田さんのクラブのメンバーでパラリンピックを目指している。スラロームでは初めて会った小学生を教える場面もあった。授業のあと小学生が久保田さんが主催する陸上クラブ横浜ラストラーダJrに参加してみたいと申し出ていた 写真・秋冨哲生

「今日は苦しくなる前にマスクを外してもいいですからね」横浜大会組織委員会の職員さんが説明。年齢、障害の有無や程度も全く異なる初対面の子どもが集まったが、少人数かつ講師陣の行き届いた指導で、笑顔の絶えないひとときとなり、身体を動かすことの楽しさを満喫した。

木村選手の指導で手で漕ぐバイクに初めてまたがる車いすの参加者 写真・秋冨哲生

授業と交流が終わり、車いすの小学生が久保田さんが主催するクラブ、横浜ラストラーダJrに参加してみたい、と、申し出てきて小さなアスリートが誕生した。

自分のヘルメットにパラリンピアンのサインをもらう参加者 写真・秋冨哲生

中学2年の車いすの参加者はじつは久保田さんのクラブのメンバーでもあった。「陸上でパラリンピックに出たいんです。今日は一緒に学び会えて、協力してできたことが楽しかった」と話していた。

→P2.講師紹介(木村潤平)

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