取材背景
パラリンピック競技の中で最も多くの国が参加し、競技人口が多い陸上競技。障害による様々なクラスがあり100mだけで男女33クラスという多様さが醍醐味を伝えています。そのパラ陸上最高峰の「世界パラ陸上選手権大会」が、5月17日〜25日に神戸で開催されます。東アジアでは初開催となります。
コロナ禍・無観客で開催された東京2020パラリンピック後の日本では、待ちに待った有観客で行われる世界最高峰の陸上競技大会に、100カ国から約1300人のアスリートが参加し、ダイバーシティへの価値と魅力・迫力をあらためて示してくれる機会となります。
私たちパラフォトは、アテネ2004パラリンピック、アジアでは2003年(釜山)のフェスピック(極東・南太平洋身体障害者スポーツ大会、現在のアジアパラ競技大会)から、パラ陸上競技に注目してきました。これまでに得た知見と最新の情報を照らし合わせ、あらためてパラアスリートの魅力を伝えます。
発信内容:多様な障害とパフォーマンスが輝くアスリートの魅力。写真により全日程のフォトレポートをお届けします
・参加100か国1300人のパラ陸上アスリートの中から神戸で世界記録に挑むアスリート
・途上国(アジア・南太平洋、アフリカなど)、戦時下からの参加、重度障害、女性アスリートの注目
・パリ2024パラリンピック、愛知・名古屋2026アジアパラ、ロサンゼルス2028パラリンピックへの注目選手の紹介
・アジア初のパラ陸上世界選手権のホストシティのアクセシビリティや演出など
取材先:神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会
(KOBE 2024 PARA ATHLETICS WORLD CHAMPIONSHIPS)
会場:神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
期間:2024年5月17日(金)~25日(土)
メイン配信媒体:パラフォトWEBサイト(他配信先募集中)
取材班体制
取材責任者:佐々木延江(PARAPHOTO代表)、カメラマン:中村 Manto 真人(リオ2016、東京2020)、秋冨哲生(東京2020、国内大会)撮影、田中勝吾(パラ陸上初取材)、薮功也(パラ陸上初取材) 記者・編集者:久下真以子(ジャカルタ2018アジアパラ、東京2020、国内大会)、そうとめよしえ(国内大会)、地主光太郎(パラ陸上初取材)
PARAPHOTO パラ陸上 国際大会取材実績
2003年 フェスピック釜山大会(5名)
2004年 アテネパラリンピック(24名)
2006年 フェスピッククアラルンプール大会(3名)
2008年 北京パラリンピック(15名)
2009年 東京2009アジアユースパラ競技大会(6名)
2010年 広州アジアパラ競技大会(3名)
2012年 ロンドンパラリンピック
2013年 クアラルンプール2013アジアユースパラ競技大会(2名)
2014年 仁川アジアパラ競技大会(1名)
2017年 ドバイ2017アジアユースパラ競技大会(2名)
2018年 ジャカルタ2018アジアパラ競技大会(4名)
2019年 ドバイ2019パラ陸上世界選手権(3名)
2021年 東京パラリンピック(9名)
2023年 杭州アジアパラ競技大会(2名)
「パラスポーツ写真交流 Ⅳ」
〜パラスポーツの魅力を知り知らせる挑戦〜
東京2020パラリンピックから3年。私たちの中にパラスポーツはどれだけ残っているでしょうか。「パラスポーツ写真交流」は、視覚に障害のある人とない人が写真でパラスポーツを楽しむための企画です。2018年に始まり今回が4回目。東京2020パラリンピック後は初めての試みになります。※参加者募集
<予定>
撮影・製作期間 2024年10月末まで
製作方法
1.取材対象・取材機会の検討
2.撮影・制作・展示方法の企画検討
3.取材・撮影・写真セレクト
4.作品データ加工(触写真製作、執筆、作曲、映像制作等)
5.展示
お問い合わせ
(特非)国際障害者スポーツ写真連絡協議会 パラフォト 佐々木延江
メール:sasaki(@)paraphoto.org