関連カテゴリ: COVID‑19感染対策, Tokyo 2020, セレモニー, 夏季競技, 東京パラムーブメント — 公開: 2021年9月6日 at 7:15 AM — 更新: 2022年8月15日 at 1:41 PM

世界が課題と未来を共有した。東京パラリンピックが閉幕!〜パラフォト記者それぞれの取材が終了〜

担当/陸上、車いすラグビー、車いすテニス

「パラリンピックは可能性の祭典だ」と言われるが、本当にその通りだと思う。2020年、コロナ禍で思うような日常を送ることができなかった私たちだが、アスリートも同様に苦しみ、数々の制限のなか練習を積み重ねて来たのだと、彼・彼女らの姿を見て気づかされた。困難な状況の中でも、さまざまな工夫で乗り越え、存分に力を発揮したアスリート達の姿があった。好記録・勝利の朗報が届くたびに、幾度も前を向く力をもらったのは、私だけではないはずだ。

2021年、東京でパラリンピックが開催された。自国開催の大会は、やはり何にも代え難いものだ。パラスポーツに触れたことのない周囲の人たちが、競技に興味を持ち、一緒に応援してくれる姿を見て、「パラスポーツを応援していること」が初めて誇らしく思えた。私たちが信じて、伝えてきたことは決して間違いではなかったと、確信を持つことができた。ようやくスタートラインに立った。自国開催のパラリンピックに運よく巡り合った一人として、この経験を宝物に、これからも選手の輝く姿を伝えたい。

最終日、車いすバスケットボール日本銀メダル 写真・中村 Manto 真人

丸山裕理

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