関連カテゴリ: Tokyo 2020, トラック・フィールド, フォトギャラリー, 取材者の視点, 国際大会, 夏季競技, 陸上 — 公開: 2021年9月3日 at 1:17 AM — 更新: 2021年9月4日 at 5:07 AM

「銀色の弾丸」ことマルセル・フグが、車いすレースで3冠達成!

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 東京パラリンピックの陸上競技、男子800m(車いすT54)の決勝が2日、オリンピックスタジアムで行われ、マルセル・フグ(スイス)が1分33秒68で優勝。今大会のトラックレースで1500m、5000mに続き、3冠を果たした。

雨天レースで飛沫の上がるトラック。先頭で集団を引っ張るマルセル・フグ(スイス) 写真・中村”Manto”真人

 この日の東京の最高気温は20.6℃。10月上旬並みの寒さと断続的に続く雨で、陸上選手にとってタフな環境でのレースとなった。しかし、世界王者に天候は関係なかった。レース序盤から集団をリードすると、他の追随を許さず、そのまま1位でフィニッシュ。層の厚いT54クラスでは若手選手が台頭する中、5大会連続出場のフグが安定の強さを見せた。

 同種目に出場した日本勢の鈴木朋樹(トヨタ自動車)は予選1組を1分37秒85で終え、4位。決勝進出はならなかった。2012年ロンドンパラリンピックでマラソン男子(T54)5位入賞のパラリンピアン、花岡伸和氏は「雨のレースは滑りやすく、腕に余分な力が入りやすくなる。雨天のレースに慣れているヨーロッパ勢との違いもあったのでは」と分析した。

「銀色の弾丸」の由来となったシルバーのヘルメット。ジュニア時代コーチから貰ったのが最初で、本人もこのあだ名を気に入っているそう 写真・中村”Manto”真人
決勝進出はならなかった鈴木朋樹(トヨタ自動車) 写真・中村”Manto”真人
表彰式で笑顔を見せるフグ 写真・中村”Manto”真人
スイスの仲間たちも温かく祝福した 写真・中村”Manto”真人

(校正 望月芳子)

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