DAY-7:IPC水泳 最終日、木村がバタフライで2個目の金!

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村敬一、男子バタフライS11表彰式

村敬一、男子バタフライS11表彰式

7月19日、グラスゴー(イギリス・スコットランド地方)トルクロス国際水泳センターでのIPC水泳世界選手権は最終日、木村敬一(全盲・東京ガス)が、男子100メートル・バタフライS11決勝に出場、1:02.98で昨日に続き2個目の金メダルを獲得した。木村は今大会5種目に出場、金2、銀1、銅1の4つのメダルを獲得した。
「記録は自己ベストで、リオの出場権も獲得できよかった。予選のない決勝だったが、今までにないサポートで、リカバリーがきちんとでき、試合の準備ができた。持ちタイムが上の選手といい勝負ができた」

木村敬一、100メートルバタフライS11決勝

木村敬一、100メートルバタフライS11決勝

男子200メートル個人メドレーSM9に出場したキャプテン・山田拓朗(左前腕亡失・NTTドコモ)は、決勝2:26.24で8位。
「泳いだ感じではもうすこしあがるかと思ったが、疲れがでていたようです。大会全体では、メインの50メートル自由形ももう少しいいタイムが欲しかった。今回はアクシデントで出れない選手もいて、他の選手もいいタイムではなかったので、ラッキーでとれたメダルでもあり、リオにむけてしっかり勝てるようにしたい。練習量でカバーできると思いますし、自分自身のトレーニングを積んでいきます」

山田拓朗 男子個人メドレーS9 決勝の泳ぎ

山田拓朗 男子個人メドレーS9 決勝の泳ぎ

一ノ瀬メイ(右腕欠損・近畿大学)は「決勝に出場すること」を目標に、得意の女子200メートル個人メドレーS9を泳ぎ、予選8位で決勝に出場。はじめての世界大会で目標を果たした。
「予選の課題を意識して泳げたが、全体的に力不足で自己ベストを出せず悔しい。この大会は決勝出場が目標だった。リオでは決勝でしっかり戦える選手になりたい」

一ノ瀬メイ、決勝に進出、今大会の目標が達成できた。

一ノ瀬メイ、決勝に進出、今大会の目標が達成できた。

100メートル背泳ぎS14で津川拓也(知的障害・大阪およごう会)が予選21人のレースで決勝に出場、決勝は1:05.06で6位だった。

すべての競技が終了、木村選手といっしょに

すべての競技が終了、木村選手といっしょに

最終日、19の種目の予選と決勝で6の世界記録が更新された。
日本選手は9人が予選に出場、4人が決勝に進出し、金メダル1を獲得。大会を通じて、日本は金2、銀4、銅1の7のメダルと4つのリオ出場枠(木村は出場内定)を獲得した。出場枠は、2016年1月末までの公式レースの結果が参照され与えられる。

すべてのレースが終わって、日本代表チームを率いた峰村史世監督は以下のように話していた。
「メダルをとるべく選手がとっている。メダルの色はあるが、リオの4枠をとれたのは成功に思います。前回モントリオールの9個から落としたが、パラリンピック前年になりここを目指す選手が出てきている中では評価できる。目標以外に1つでも多くのせられるかというところだったが、最低限をとることができた。
ユース世代にとっては、一ノ瀬の決勝進出は大きな機会をつかんだとして、刺激となっていくとよい。
ロシアが幅広いクラスに選手を送りだしている。中国トップ選手の欠場もあるが別の選手がでてメダルをとっている。いろんな国も入ってきている状況がわかった」

<日本人の記録>
木村敬一 男子100メートルバタフライS11 決勝 金メダル 1:02.98
山田拓朗 男子200メートル個人メドレーSM9 予選8位 2:27.30 決勝8位
一ノ瀬メイ 女子200メートル個人メドレーSM9 予選8位 2:46.11 決勝 8位
津川拓也 男子背泳ぎSB14 予選11位 決勝6位 1:05.06

三好将典 男子背泳ぎSB14 予選10位 1:06.53
鈴木孝幸 男子100メートル自由形S5 予選11位 1:25.52
江島大佑 男子50メートル自由形S7 予選14位 32.35
藤原光里 女子50メートル自由形S8 予選15位 37.03
出口瑛瑚 男子背泳ぎSB14 予選16位 1:08.53

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