アルペンスキー会場のコース上にて。撮影ポジションでスタンバイする海外のカメラマン２人の会話（かなり意訳）。
Ａ「なあ、思ったんだけど、オリンピックの選手って、みんな同じようなフォームで、同じようなラインを通ってくるよな？」
Ｂ「ああ、そうだな」
Ａ「シャッターを押すだけで、だいたい撮れる。ところがパラリンピックはどうだ。通るラインは幅広いし、立っている選手もいれば座っている選手もいる。ふたり一緒に来ることもあるんだぜ？」
Ｂ「そのとおりだ。オリンピックより難しいかもな」
Ａ「だろ？ ということはだ、それを撮っているオレたちって、オリンピックのカメラマンより実はすごいんじゃないか？」
Ｂ「おお、すごいなオレたち。ハハハ」
Ａ「ハハハハハ」
以上です。たいした話じゃなくてすみません。
Author: 堀切功
1965年、埼玉県生まれ埼玉県立越谷北高校 － 横浜市立大学大学在学中に『月刊スキージャーナル』編集部でアルバイトを始め、その後、正式入社。スキーテストを中心とした用具関連の記事や、アルペンレース、トレーニング、イベント、インタビューなど、さまざまなページの編集を担当。原稿執筆、写真撮影、そしてDTP作業まで、雑誌編集に関する業務を幅広く経験する。副編集長まで務めた後、2001年よりフリーランスに。単行本や雑誌記事の企画執筆、撮影などを手がけつつ、1998年長野パラリンピック以前より追いかけてきた障害者アルペンスキーの取材も継続して行なう。現在は、スポーツ、ユニバーサル・デザイン、ペットとの暮らしなどをメインテーマに活動中。
