９月１１日昼（現地時間）に行われた男子１５００メートル（T１１）予選に、和田伸也（ガイド・中田崇志）が出場、全体６位のタイムで決勝進出を決めた。
和田は予選第２組に出場し、安定した走りで４分１６秒１２でフィニッシュ。自身の持つ日本記録を２秒以上縮める走りを見せた。
レース後和田は「自己新、日本新が一つ目標だったので、嬉しいです。最初から積極的に行くつもりだったので、スピードにうまくのって中盤から終盤も走れたと思う。これまでトレーニング強化をしてきた通りの走りができたのが、今回の記録につながった」。と自身の記録に満足した表情を見せた。
ガイドの中田は、「レース展開をしっかり計画していて、その計画通りだった。合宿中の練習では、本番で精神的な比べ合いになることを想定してリオに臨んでいたので、最後は根性勝負で、和田さんの根性が効いた。和田さんがいつもきつい思いをして練習してきたことが結果につながって嬉しい」と、日頃の練習が今回の結果に結びついたことを強調した。
男子１５００メートル（T１１）決勝は、９月１３日に行われる。
Author: 細川高頌
大阪出身、横浜在住。マンガとアニメとお菓子を好む。国内外を舞台に取材活動。これまでに東日本大震災で被災した福島県の人々の現在、今も残る元ハンセン病患者の苦労、日本で暮らす外国人などを取材。
青年海外協力隊でトンガを訪れた経験があり、取材でギリシャ、マケドニアなどの難民を訪れた。日本で暮らすインドシナ難民にも取材し、シリアで生活できなくなった人々の問題にも関心を持つ。
横浜パラトライアスロンの取材でパラフォトの取材活動に参加したのをきっかけに、障害者のスポーツ取材へも関心を高めている。
