関連カテゴリ: クロスカントリースキー, スペシャルオリンピックス, 冬季競技, 旭川 — 公開: 2017年3月25日 at 10:36 PM — 更新: 2019年8月23日 at 8:24 AM

スペシャルオリンピックス世界大会でクロスカントリースキー日本チーム大活躍!

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クロスカントリースキー5km、7.5kmで金メダルを獲得した川本麻衣 ©︎ Special Olympics Nippon
クロスカントリースキー5km、7.5kmで金メダルを獲得した川本麻衣 ©︎ Special Olympics Nippon

3月17日からオーストリアで開催されている2017スペシャルオリンピックス冬季世界大会・クロスカントリースキー日本代表の活躍を知らせる写真がパラフォトに届いた。

レース序盤の18日、旭川の浜田翔(はまだかける)が10kmに出場、4位についた。勢いにのった日本チームは、3月20日、5kmフリーで同じく旭川の川本麻衣(かわもとまい)が1位、浜田が3位。翌21日に行われた7.5kmフリーでも川本は1位。

また21日、山形の佐藤彬人(さとうあきと)が1kmフリーのレース3位、2.5kmは2位、旭川の熊本小菜実(くまもとこなみ)が2.5km3位と、それぞれメダルを獲得し、クロカン日本代表チーム全員が表彰台にあがった。

22日、日本代表4名全員が出場した1km×4リレーは4位だった。

3月24日22時過ぎ(日本時間)帰国へと向かうウィーンの空港からクロカン日本代表チーム今野征大ヘッドコーチが国際電話をくれ、2つの金メダルを獲得した川本につないでくれた。

「とくに凄かったのは、開会式。いろんな人がいて盛り上がっていた。オーストリアは天気が良すぎて、暑かった。雪がザクザクで滑りづらかったけれど、失敗なく滑りました。大会はいい経験になりました。時差ボケは別として、体調もよく過ごせました。帰ってすぐやりたいことは、まず休みたいです」と、川本は、疲れのある中で話してくれた。

川本ら選手たちは1人が3〜4の試合を経験した。毎日レースがあるというハードな日々だったが、無事にこなすことができた。

今野ヘッドコーチも、長い遠征の感想をつぎのように話してくれた。
「1日だけ雨が降って試合が延びましたが、天気は良かったです。気候は春で残雪。皆さん滑りづらかった中で、いつもの合宿や練習以上の力が出せたと思います。何より、怪我もなく、事故もなく、体調の悪い人もなかった。食べ物は美味しかったですが、横山さんに作ってもらったカレーとティラミスが一番美味しかったんじゃないかな」

世界有数のクロスカントリースキーの地、ラムサウで、パラリンピック日本代表も合宿やワックスなどで交流のある現地在住の方に招かれるなど、チームは楽しいひと時を過ごした。日本のクロスカントリースキーのつながりが大きく支えてくれたようだ。選手団は26日に帰国する。

写真提供 ©︎ Special Olympics Nippon

参考:公式リザルト

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