関連カテゴリ: IPC_WORLD, LONDON 2019 WPS, イギリス, デイレポート, 国際大会, 地域, 夏季競技, 東京パラムーブメント, 水泳 — 公開: 2019年9月11日 at 6:23 AM — 更新: 2021年5月28日 at 10:40 PM

鈴木孝幸100m自由形で手中の金メダルを逃す。〜London2019パラ水泳世界選手権 DAY2〜

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9月10日(火)ロンドン・アクアティクス・センターで開催中のIPC(国際パラリンピック委員会)主催 London 2019 World Para Swimming Allianz Championships(パラ水泳世界選手権)2日目、男子100m自由形S4で鈴木孝幸(ゴールドウイン)はロシアの21歳・ZHDANOV Romanと対決。4月にグラスゴーで獲得した世界記録と優勝を奪われ銀メダルに終わった。

SUZUKI Takayuki (JPN) Men's 100m Freestyle S4 Silver Medal London 2019 World Para Swimming
男子,100m自由形S4の表彰式。1位ロシア、2位日本、3位韓国 写真・安藤理智

「自己ベスト更新できず、金メダルを取れなかったことは残念。初めてS4クラスで自由形でメダルが取れたことは嬉しい。
レース前半は38秒台で入ったが、少し早すぎて後半44秒と伸びなかった。狙っていたタイム(後半41秒台)は彼も同じくらいだったんじゃないかと思う。彼のほうが上手く泳げた。知っている選手ではあったが、(ドーピング問題で)リオ以降はロシア選手の出場がなかったので最近のことはわからなかった。来年に向けて(世界の)みんなハードにトレーニングをやってきているようだ。グラスゴーで出した後半42秒台を更新したかった」と、レース後に語っていた。

SUZUKI Takayuki (JPN) Men's 100m Freestyle S4 Final / Silver Medal London 2019 World Para Swimming
男子100m自由形S4決勝を泳ぐ鈴木孝幸(ゴールドウィン)と手前を泳ぐロシアのZHDANOV Roman 写真・安藤理智

エントリータイム、午前中の予選と1位で順調に勝ち進んできたかに見えた鈴木は、予選後「この種目は自己ベストで勝たなければならないレースだ。金メダルが取れれば来年東京へも行ける」と、話していた。今大会でのほかの種目も含めて「全て自己ベストで制する」という目標を持って挑んでおり、金メダルは手中にあるかと思われたが、東京2020を前にした世界、とりわけ強豪ロシアは簡単に勝たせてはくれなかった。

今大会7日間で5レースを戦う鈴木の初戦は銀メダルだった。

<DAY2・日本代表の結果>
女子200m自由形S5
成田真由美(横浜サクラスイミング)
予選:3分16秒 8位
決勝:3:17.48 8位

男子100m自由形S4
鈴木孝幸(GOLDWIN)
予選:1分23秒67 1位
決勝:1分22秒38 2位

女子100m背泳ぎS11
石浦智美(伊藤忠丸紅鉄鋼)
予選:1:25.89 7位
決勝:1:25.13 5位

男子100m背泳ぎS14
山口尚秀(ジーアップ)
予選:1分5秒71 16位
(決勝進出ならず)

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