
2日間のジャパンパラ・クロスカントリースキー競技大会最終日(2月9日)、表彰式・閉会式のあと、旭川のパラリンピック応援団長・ニッポンマンによる大壮行会が行なわれ、選手・スタッフへ、ソチへと願いのこもったエールが発信された。
雪の降りしきる夕刻、旭川恒例「冬まつり」の会場には、観光で訪れた人々も集まり、夜空に日の丸やニッポンマンのキャラクターが描かれた旗を掲げ、パラリンピック選手たちをソチへと見送った。
ソチでは、史上はじめて日本へのロング中継が行なわれる。その応援ソング・ゴスペラーズの「3月の翼」が流れる壮行会のステージで、日本代表選手・スタッフを紹介したのは、旭川出身の荒井秀樹監督だった。
「旭川を、ウィンタースポーツのメッカにしたい!」と監督は言う。じつは、そう考え、機会を待ち望んでいるのは荒井監督だけではない。
旭川出身のアイススレッジホッケーの日本の守護神・永瀬充もその一人だ。
「旭川でクロスカントリー、アイススレッジホッケー、アルペンスキー、車いすカーリングの4種目でパラ・ウインターをやるのが夢」と永瀬はいう。
旭川には、ニッポンマンをはじめとするパラリンピックファンが多く、熱い気持ちに溢れた人々がいる。