5月17日、Petrucio Ferreira dos Santosが、100m T47で優勝した。タイムは、10.83で、自身の世界記録(10.29)には届かなかったが、4回目の世界パラ出場で(400mも含めて)7つ目のメダルを獲得した。
![](https://www.paraphoto.org/jp/wp-content/uploads/2024/05/20240517-190111-700x467.jpg)
大会終了後Petrucio Ferreira dos Santosは「難しいレースだったが、今回は怪我をしていたので、無理をしないけど、メダルを取りたいという目標で考えていて、プラン通りになった。いつもだと400mも出場するが今回は初日の100mのみで終える」と感想を話した。
![](https://www.paraphoto.org/jp/wp-content/uploads/2024/05/A9209589-700x467.jpg)
![](https://www.paraphoto.org/jp/wp-content/uploads/2024/05/20240517-190204-700x467.jpg)
パラリンピック界のウサイン・ボルトと呼ばれるヒーロー。なぜそんなに強いのか?と質問すると、次のように答えてくれた。
「自分でもよくわからないが、家族やスポンサーや友達、サポーターへの恩返しをしたいと取り組んでいる。父は常に優しく養ってくれ、いつも自分のヒーローでだ。パラスポーツにもっともっと新しい選手が興味を持って走ってくれるようになれば嬉しい。そう思って競技している」
![](https://www.paraphoto.org/jp/wp-content/uploads/2024/05/20240518-132535-700x467.jpg)
「東京には来たことがあるが、神戸は初めて。ホスピタリティがあり、笑顔で接してくれ、街も素晴らしい」と滞在を楽しんでいた。
(校正・地主光太郎)