神戸2024パラ陸上世界選手権・2日目の5月18日、女子1500m T11(全盲)決勝で、TESFAW Yayesh GateはガイドのGIRMA Kindu Susayと共に出場。二人は東京2020パラリンピックでメキシコのRODRIGUEZ S MOが樹立した4:37.40の世界記録を約6秒短縮、4:31.77の世界新記録を樹立した。
中国のHE Shanshanもアジア記録を樹立
同レースで、中国のHE Shanshanも4:34.12の好タイムで銀メダル、アジア記録を樹立した。
レース後、中国のHEは、「このパークでの試合に私たちは非常に満足しており、良い成績も収めることができた。また、日本の皆さんの熱意も感じました。そして、また日本に来て試合に参加する機会があればと思います」と感想をくれた。
表彰式はスタジアムの外側、観客や公園を訪れる人々が立ち寄れる場所に設けられ、表彰を終えた選手たちと観客の触れ合うことができるスペースとなっている。選手や大会関係者も利用するオフィシャルショップもあり、大会を訪れた人々と選手が喜びを分かち合い交流できる貴重な場所でもある。
神戸の地で、新たな歴史を築いたTESFAW Yayesh Gateの世界記録、そしてHE Shanshanのアジア記録に続く、女子アスリートたちの素晴らしいパフォーマンスが続くことを期待する。
(編集協力・地主光太郎、校正・そうとめよしえ)