ラ・デファンス・アリーナでのパリパラリンピック水泳2日目、8月30日もアスリートのパフォーマンスに応える大きな声援が包み込む。予選・決勝27レースが行われ、混合4x50m自由形20ポイントリレーで、中国チームが世界記録(2:14.98)を更新し強さを見せつけた。
日本の鈴木2個目のメダルは銀、富田が銅メダル
日本チームは、鈴木孝幸が男子100m自由形S4で銀、大会2個目となるメダルを獲得。
男子400m自由形S11でダイレクト決勝(予選なし)に出場した富田宇宙が銅メダルを獲得し、好調ぶりを示した。
「これが自分の原動力、エネルギー。そんな気持ち。これが毎年あったらいんだけど(笑)。400mでメダルが取れる自信はなかった。ライバル、仲間のおかげでそのレベルまで成長でき、自分の可能性に僕自身が気づかせてもらった」表彰式を終えた富田は、あらためて、今の気持ちを話してくれた。
2個目のメダル(銀)を獲得した鈴木孝幸は、銀色のメダルについて「好きですよ、どの色もベストを尽くした色だ」と。
「フランス人はスポーツの楽しみ方を知っている」そんなふうに言われるフランス、パリでのパラリンピック。そんなスポーツ好きの人たちに世界からくるパラリンピアンの魅力を伝えどれだけファンを増やせるかが勝負だ。
(校正・そうとめよしえ)