7人で争われた男子5000m(T12/T13 ・視覚障害)は、嶋津雄大(T13/GMOインターネットグループ)が14分13秒95で2位以下を大きく引き離して金メダルを獲得した。惜しくも自らが持つ世界記録(14分03秒45:WPAグランプリシリーズ第3戦ラバト大会/2026年4月)の更新はならなかったが、これまでアジアパラ大会での記録がなかった陸上男子T13クラスでの新記録を樹立した。

嶋津は最初に「日本で金メダルがとれてうれしい!」と話した。パラ陸上のデビュー戦が遠くアフリカのモロッコの首都ラバトだったこともあり「日本の方の声援がよく聞こえて励みになった」と、日本での金メダル獲得に感銘を覚えた様子。瑞穂競技場でのこのレースを「今しか見られない景色」と表現して、自身の走りを振り返っていた。

箱根駅伝ランナーとして長距離陸上競技の実績を持つ嶋津だが、進行性の網膜色素変性症により視覚障害のパラアスリートとして活動を始めてまだ半年しかたっていない。そんな中で自国開催である愛知・名古屋2026で金メダルを獲得したことにより、日本とアジアの両方で鮮烈なデビューを果たした。
試合結果は下記のリンクから
https://results.apg2026.org/#/discipline/ATH/results/M.5000M—13020—–.FNL-.000100–
(校正・佐々木延江、久下真以子)






