関連カテゴリ: Tokyo 2020, ゴールボール, ジャパンパラ, ブラインドスポーツ, 国際大会, 地域, 夏季競技, 東京 — 公開: 2016年7月25日 at 12:36 AM — 更新: 2021年5月29日 at 10:55 PM

イスラエルに敗れ、準優勝! ジャパンパラ・ゴールボール閉幕

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日本A - イスラエルの決勝戦で 写真・山下元気
日本A – イスラエルの決勝戦で 写真・山下元気

4年前、ロンドン・パラリンピックで金メダルを獲得した日本女子ゴールボール。リオでの連覇を狙う日本チームが、イスラエル、韓国を迎えた「2016ジャパンパラ・ゴールボール競技大会」に出場。試合は7月22日より3日間にわたり足立区総合スポーツセンター(東京都)で行われ、24日に閉幕した。日本代表を擁する日本Aチームは、決勝戦でリオでの初戦の相手でもあるイスラエルに2-3で敗れ準優勝に終わった。

イスラエルの素早い攻撃に先制点を奪われ、合計3追加点を許した日本Aチーム。点を奪ったのはいずれもイスラエル6番のLihi Ben Davidだった。後半に入り、小宮正江(1番)が、続いてロンドンの決勝ゴールを決めた安達阿記子(9番)がゴールを奪い、試合終了間際までの粘りを見せたが、あと1点を取り戻すことができなかった。

「大変素晴らしい経験となった!」と、試合後イスラエルのコーチは話していた。

ゴールボールは、3対3で行われる視覚障害者の競技で、鈴の入ったボールを相手のゴールめがけて投球、相手が防ぎきれない場合に得点する。コートでの音を聞き分け攻防のイメージを組み立てるため試合は静寂の中で行われる。アイシェード(目隠し)をして、すべての光を遮ることにより公平性を保つ。パラリンピックには1976年トロント大会(カナダ)から正式種目となっている。

(写真・山下元気 取材協力・松本力)

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