9月10日(火)13時(イギリス現地時間)、ロンドン・アクアティクス・センターでのIPC(国際パラリンピック委員会)主催 London 2019 World Para Swimming Allianz Championships(パラ水泳世界選手権)は2日目の予選が終了した。
日本代表は4人が出場、3人が決勝進出を決めた。

男子100m自由形S4予選・鈴木孝幸 1分23秒67予選 1位で決勝へ。

男子100m自由形S4で金メダルが予想されている鈴木孝幸は、予選を1分23秒67で泳ぎ1位で予選を通過した。今大会7日という短い期間で5種目に出場する。この種目については
「自分が世界記録を持つ種目。自己ベストで勝たなければならない。また金メダルが取れれば、東京2020の出場が決まる最も可能性の高い種目だと思っています」と話した。
女子200m自由形S5予選・成田真由美 3分16秒19/8位
日本人トップバッターのベテラン・成田真由美は、
「自分のペースを守るよう心がけて泳いでいます。決勝に残れたので予選のタイムを縮めたいです」と話した。
女子100m背泳ぎS11予選・石浦智美は自己ベスト 1分25秒89/7位
「得意種目ではないが自己ベストが出せて嬉しい。高校生のころ(ロンドン2012・女子100m背泳ぎS11金メダリストの)秋山里奈選手と練習していて、この種目が50m自由形の次に得意になった。まだまだ(格上の)小野選手に近づけないと思っていましたが、今回泳いで少し近づけた気がします」と話していた。同じクラスで世界を目指す小野智華子は世界ランク3位(1分22秒77)ながら3月の選考会では体調不良のため落選し代表チームには入れなかった。
男子100m背泳ぎS14予選・山口尚秀 1分5秒71/15位
「この種目はまだまだ技術的に難しい。予選8位以内に入り決勝進出が目標でしたが、かないませんでした。これも自分にとって大切な経験と考え、得意種目の100m平泳ぎS14に生かそうと思います」
成田真由美(横浜サクラスイミング)
女子200m自由形S5予選
3分16秒19/7位
山口尚秀(ジーアップ)
男子100m背泳ぎ予選
1分5秒71/16位
鈴木孝幸(ゴールドウィン)
男子100m自由形S4予選
1分23秒67/1位
石浦智美(伊藤忠丸紅鉄鋼)
女子100m自由形S11予選
1分25秒89/7位