関連カテゴリ: Tokyo 2020, WWRC 2019, 国際大会, 地域, 夏季競技, 東京パラムーブメント, 車いすラグビー — 公開: 2019年10月15日 at 5:33 PM — 更新: 2019年10月20日 at 12:38 PM

もうひとつのラグビーW杯が明日開幕!キャプテン池「スコットランド戦で熱いもの感じた」

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車いすラグビーワールドチャレンジ2019」の記者会見が行われた東京体育館(写真・内田和稔)

もうひとつのラグビーW杯が始まる。「車いすラグビーワールドチャレンジ2019」が16日から開催されるのを前に15日、東京体育館で記者会見が行われ、各国のキャプテンが出席した。

「車いすラグビーワールドチャレンジ2019」は、来年に控えた東京2020パラリンピックに先駆けて日本で開催される初の大規模な国際大会で、世界のトップクラス8ヵ国であるオーストラリア、日本、アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、ニュージーランド、ブラジルが集結し、車いすラグビーの世界一を決める。現在開催中のラグビーW杯と車いすラグビーの国際大会が同時期に開催されるのは世界初の試みで、日本国内での認知拡大が期待される。

現在、世界ランキング2位の日本。9月に韓国で行われたIWRFアジア・オセアニア選手権では銀メダルを獲得し、これまで2位だったアメリカを僅差でかわし3位からランクアップ。来年の東京パラリンピックでは、ホームで初の金メダル獲得を目指す。

記者会見に出席した日本代表キャプテン池透暢(写真・内田和稔)

会見に出席したキャプテンの池透暢は「まずは、大会を通じて車いすラグビーの魅力を届けられるのがうれしいです。車いすラグビーはトップ争いが激しいので、どの国が優勝してもおかしくない。来年のパラリンピックを前に、ハイレベルな戦いが見られると思う」と意気込んだ。

現在行われているラグビーW杯からもポジティブな影響を受けていた。初の決勝トーナメント進出を決めた日本代表の活躍について池は、「この間のスコットランド戦をチームのみんなで見ていました。国歌を歌うファンの皆さんの姿、戦う姿勢を最後まで貫く選手たちの姿、ピッチを離れる選手たちの思い。試合を見て熱いものを感じました。あの試合で感じたことを、今度はコートの中で自分たちが表していきたい」と、同じラグビーへの熱い思いを語った。

「車いすラグビーワールドチャレンジ2019」は東京体育館で16〜20日まで。日本は明日、開幕戦で世界ランク10位のブラジルと戦いに挑む。

<参考>
世界初の試み「ウィルチェアラグビーワールドチャレンジ2019」2つのラグビー開催決定!
http://www.paraphoto.org/?p=12588&page=1

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