インチョン2014 アジアパラ、日本選手団結団式開催!

アジアパラ結団式・団旗授与を終えて。左から、JPC鳥原光憲会長、日本選手団/大槻洋也(団長)、国枝慎吾(主将)、高桑早生(旗手) 写真・駒崎絵美

アジアパラ結団式・団旗授与を終えて。左から、JPC鳥原光憲会長、日本選手団/大槻洋也(団長)、国枝慎吾(主将)、高桑早生(旗手) 写真・駒崎絵美

18日に韓国・インチョンで開幕する「インチョン2014アジアパラ競技大会」に出場する日本代表選手団の結団式が13日、成田空港近くのホテルで行われ、14日に成田空港から出発する選手団約100名が出席した。なお、今大会の日本選手団は史上最多の選手285名、役員・スタッフ191名の計476名。

式典では、国歌斉唱、選手紹介に続き、日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会の鳥原光憲会長が、「アジアパラ大会はアジア地域における、パラリンピックムーブメントに大きな意味があるとともに、2020年東京大会の成功に向けて、競技力の強化とともに普及面でも盛り上げのために大変大事な大会。選手団の大活躍を心から期待している」と話したほか、特に選手に対して、(1)ベストコンディションで臨み、目標に向けて積極果敢にチャレンジしてほしい、(2)自身の成長にも国際社会の発展にも大きく貢献する他国アスリートとの絆づくりに努めてほしい、(3)日本代表として誇りと自覚を持ち、日本に対する尊敬の念が増すような行動を心がけてほしい、という「3つの願い」を示した。

その後、団旗が鳥原会長から、日本選手団の大槻洋也団長の手を経て、旗手を務める陸上女子の高桑早生選手に手渡された。

日本代表選手団の大槻団長は「2020年東京パラリンピックの開催決定後、夏季大会としては初めての総合大会になる。選手団数もいままでにない大選手団であり、競技では最高のパフォーマンスを見せることとともに、各国選手団との交流を深めることも役目だと思う。プレイにも国際交流にも選手団としての誇りをもって参加してほしい」と選手団に呼びかけた。

最後に日本代表選手団の主将を務める、車いすテニスの国枝慎吾選手が、「日本代表の誇りを胸に、フェアプレイ精神のもと、今日の台風に負けないような旋風をインチョンの地で巻き起こしてきたい」と大会への決意を述べた。

式典のあとに行なわれた記者会見で。左から、旗手・高桑早生(陸上)、大槻洋也団長、主将・国枝慎吾(車いすテニス) 写真・星野恭子

式典のあとに行なわれた記者会見で。左から、旗手・高桑早生(陸上)、大槻洋也団長、主将・国枝慎吾(車いすテニス) 写真・星野恭子

さらに、式典につづく記者会見ではまず、大槻団長が、「今大会のメダル獲得数の目標はメダル3種合計で120個」と話した。前回広州大会では、日本は103個のメダルを獲得している。

また、アジアパラ大会としては4度目の出場となる国枝主将は、「これまで3度のアジア大会はどれも、次につづくパラリンピック大会のすごくよいリハーサルになった。このインチョンを機に、16年リオ(パラリンピック)や20年東京(パラリンピック)へとつながる大会にしたい。個人としてもアジアでしっかり金メダルを獲り、日本選手団に勢いをつけたい」と抱負を述べた。

開会式で旗手を務める高桑選手は、「旗手に選ばれ、大変光栄に思うとともに、選手団の先頭に立って歩くことは非常に責任感を感じている」と話した。

アジアパラ大会の出場は2010年中国・広州大会につづき2回目となる。「4年前は初めての海外遠征で右も左もわからず、緊張と言うか、雰囲気を心の底から楽しむという素の気持ちで臨んだ。(レースの)結果は悔しい結果で終わり、とても悔しい思いをした。その後、パラリンピックや世界選手権も経験したが、やはりアジア大会で結果を残したいという気持ちをもってこの4年間やってきた。今シーズンはこの大会を一番重要な大会と位置付けてトレーニングしてきた。自信もあるし、やってきたことをしっかり出せるように挑みたい」と意気込みを語った。

大会は18日に開会式が行われ、24日までの7日間で全23競技が行われる(日本は22競技にエントリー)。アジア41カ国から選手4500人、役員1500人の計約6000人が集う予定になっている。