関連カテゴリ: IDクラス, KOBE 2024 WPA, トラック・フィールド, リモート取材, 兵庫, 国際大会, 夏季競技, 陸上 — 公開: 2024年5月21日 at 6:30 PM — 更新: 2024年5月22日 at 2:15 PM

インドのDeepthi JEEVANJIが女子400mT20で世界新記録を樹立。菅野新菜は7位

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KOBE2024・DAY4、女子400mT20は、Deepthi JEEVANJI(IND)が55.07をマークして世界新記録を樹立。最後までトップを譲らぬ素晴らしい走りを見せた。

神戸2024パラ陸上世界選手権・4日目の5月20日、女子400mT20(知的障害)の決勝。パリ2023パラ陸上世界選手権でBreanna CLARKがマークした世界記録(55.12)を、0.05縮めて、Deepthi JEEVANJIが55.07の世界新記録を樹立した。レースは、JEEVANJIがスタートから快走して始まった。最後の100m、Aysel ONDER(TUR)の激しい追い上げにあうも何とか逃げ切って優勝を手にした。試合後「レースを楽しむことができて、とても良かった。サポートにも恵まれ、今、とても幸せだ」と感謝の言葉を口にした。

Deepthi JEEVANJIが最後までトップを譲ることなく優勝 写真・秋冨哲生
メダリストの集合写真 Deepthi JEEVANJI(金/中央)、Aysel ONDER(銀/左)、Lizanshela ANGULO(銅/右)写真・秋冨哲生

菅野新菜は自己ベスト59.22で7位

自己ベストの力強い走りを見せた菅野新菜 写真・秋冨哲生

自己ベストを出した自身の走りは、「スタートで出る時にも負けない、周りの選手についていくんだっていう風に気持ちを切り替えて走り切れた」と評価した。世界記録を樹立した選手と走ってみると「やはり200は結構すごい早いと思いながら去年は見ていたが、今年もまた同じように一緒に走ってみると、やはり断然早くなっているとびっくりした」と語り、JEEVANJIのレベルが年々高くなっていることが伺えた。
今回は自己ベストだったが、「58秒はいけるのではとコーチが言ってたんで、そこに向けて頑張りたい」と今後の抱負を話した。

(取材・編集協力・佐々木延江  校正・地主光太郎)

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