公開: 2025年8月27日 at 11時17分 — 更新: 2025年8月27日 at 12時15分

【お知らせ】「トヨタ世界パラ水泳選手権シンガポール2025」取材・配信企画

──アジア初開催の歴史的大会をシンガポールから

7月13日、横浜国際メインプールでの日本代表21名のお披露目会 写真・山下元気

大会概要

2025年9月21日から27日まで、シンガポールのOCBCアクアティクスセンターにて「トヨタ世界パラ水泳選手権シンガポール2025(Toyota World Para Swimming Championships – Singapore 2025)」が開催されます。

世界60カ国以上から600名を超えるトップパラスイマーが集結し、2028年ロサンゼルス・パラリンピック(LA2028)へ向けた新サイクルの開幕となる。日本代表「トビウオパラジャパン」にとっても、新たな挑戦の舞台となっています。

日本代表合宿の様子

日本代表合宿が行われるナショナルトレーニングセンター(NTC)イースト 写真・秋冨哲生
8月18日、連休拠点であるナショナルトレーニングセンター(NTC)イーストでの代表合宿風景 写真・秋冨哲生
日本代表のほとんどが若手含めパリ2024パラリンピック経験者でパリの「熱狂」をひきつぎます 写真・秋冨哲生

本大会は国際パラリンピック委員会(IPC)が主催する世界パラ水泳選手権として初めてアジアで開催されます。オリンピックにつながる世界選手権と同じ会場で開催され、開催国シンガポールの建国60周年(SG60)イベントに連なる位置付けで行われ、パラスポーツ史に刻まれる記念すべき大会となるでしょう。

PARAPHOTOの取材

NPOメディア「PARAPHOTO」は、アテネパラリンピック(2004年)以来21年間にわたり「ファンのメディア」としてパラ水泳の魅力を発信してきました。今大会においても現地からアスリートの姿を伝え、皆さまと共有したいと思います。

コロナ禍で無観客となった東京2020(2021年)、歓声が戻ったパリ2024を経て、日本代表は大きな成果を残しながら世代交代の時期を迎えています。来年には、東京パラ以来の自国開催となる愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会を控え、挑戦を続けるベテランと、新たなスタートを切る若手アスリートの姿を記録し、LA2028へスタートする世界のパラ水泳を発信します。

取材・配信内容

現地取材班により、シンガポールから以下を中心に取材・配信する予定。

フォトレポート
レースの瞬間、スタートの緊張、フィニッシュの歓喜、表彰台での感動を高品質でスチール撮影。
日本代表選手に加え、世界のライバルたちの競技シーンを記録、記憶に残します。

競技後のインタビュー
アスリートの競技後の声や学び、シンガポールでの大会の雰囲気など。結果だけではないパラ水泳の意義・国際大会の舞台裏も伝えます。

世界パラ水泳ならではの視点や雰囲気
パラ水泳に不可欠な「クラス分け」の仕組みや、多文化都市シンガポールの観客席の熱気、世界の動向などを視野に伝えます。

競技力の分析
上垣匠監督はチームの目標を「パリ2024パラリンピック(=金メダル3個含む12個/全体11位)以上(前々回・2022年)マデイラ世界選手権(=金3個を含む20個/全体10位)未満」としつつ、選手一人ひとりの質の高い国際舞台での経験、自己ベストを目指す競い合いを重視しています。日本代表選手からは、LA2028へのスタートへの意識とともに、愛知・名古屋2026アジアパラに向けた盛り上がりのために日本チームの存在感を示したいと本挑戦の意義が聞かれます。日本選手が保有するアジア記録を中心にライバル国の動向にも注目したいところです。

掲載先募集

「PARAPHOTO」公式ウェブサイトで掲載するほか、テレビ・新聞・雑誌・ウェブメディア、SNS、各種展示など多様な媒体での活用を募ります。メールもしくは、フォームよりお申し込みください。
※使用目的により大会主催者への使用確認が必要となります。

ご協力のお願い

ファンがつくるパラスポーツ・メディア『PARAPHOTO』の取材活動は、自費・会費・コンテンツ使用料、そして読者の皆さまからのご寄付によって支えられています。選手たちの言葉やパラスポーツの魅力をこれからも丁寧に伝え続けるため、ご支援をお願いします。

ご支援口座
三井住友銀行 三ツ境支店
普通 6592243
口座名義:特定非営利活動法人国際障害者スポーツ写真連絡協議会

お問い合わせ

担当:佐々木延江
E-mail:sasaki(@)paraphoto.org

現地取材期間(予定):2025年9月20日(土)〜27日(土)
カメラマン:秋冨哲生
記者:佐々木延江
オンライン編集:小泉耕平、丸山裕理、久下真以子ほか

※取材班は現地およびオンラインで活動を行っていますが、感染症や災害などの影響により、取材期間中または前後に取材を継続できなくなる場合があります。あらかじめご了承ください。

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