『シンガポール・レポート(速報版)』
— トヨタ世界パラ水泳選手権シンガポール2025・7日間の記録 —

アジア初開催となった世界パラ水泳選手権シンガポール2025の現場取材をもとに、電子書籍『シンガポール・レポート(速報版)』を刊行した。
東京2020から4年、パリ2024から1年を経て、パラリンピック水泳がアジアでの波を起こす転換点を、現地取材をもとに記録した。
* Kindle(リフロー型):990円(税込)
購入リンク:https://amzn.asia/d/gSdqGyH
本書の見どころ
- 日本代表監督上垣匠、ヘッドコーチ谷口裕美子、マレーシア代表ヘッドコーチ峰村史世へのスペシャルインタビューを収録。強化の現在地、アジアの育成、国・地域の潮流を具体的に描出した。
- 2025年9月は、「水の女王」成田真由美さんの逝去(享年55)と、河合純一氏のスポーツ庁長官就任という節目が重なった時期である。世界選手権の現場は取材者が限られていたことから、本書は記録性と公共性を優先して速報版として編んだ。
- 大会7日間の熱気、強豪国の様子や新たな注目の台頭、日本チームが刻んだ「波紋」を、写真と言葉で立体的に再構成した。
形式とアクセシビリティ
- リフロー型(Kindle):テキストベースで音声読み上げや文字拡大に対応し、視覚情報へのアクセスを高める仕様である。
- ただし目次等の一部ハイパーリンクは未整備箇所がある。完成版では改善を図る。
- PDF版(固定レイアウト・印刷可能)の提供:写真と文字の視覚的レイアウトを重視した元データ。Kindleをご購入(990円)いただいた方で希望者には、著者よりPDF版の閲覧用リンクを個別に送付します(メールinfo(@)paraphoto.orgへご連絡ください※(@)はカッコを外してください)
完成版(次版)に向けて
本書はトライアルであり、下記を予定する。
* リフロー版の強化(代替テキスト等の整備、固定レイアウト版との整合)
* 章構成の最適化と資料価値の拡充(アジアパラに資する基礎資料化)
発売日は未定だが、進捗は本サイトおよびSNSで告知する。
<目次>
OCOB アクアティックセンター(写真と解説)
シンガポール2025 取材について(はじめに)
概要編
アジア初開催のステージとは
規模と熱狂
強豪国の活躍
写真:男子400m 自由形S11 表彰式
開催国シンガポールの歓喜
目、スペインの育成文化
マレーシア勢の挑戦
S14 のハイレベル化
日本は16 位・アジア2位
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3監督の取り組みインタビュー
上垣匠(パラ水泳日本代表監督/身体)
谷口裕美子(パラ水泳水泳日本代表ヘッドコーチ/知的)
峰村史世(マレーシア代表ヘッドコーチ)
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デイレポート(日付と日本目線の概要
AY1- 9/21 開幕の衝撃と鈴木の銀
DAY2- 9/22 若手は世界との差を実感、木村が銅
DAY3- 9/23 山口が金! 20pt メドレーリレー日本新!
DAY4- 9/24 49pt メドレーリレーでアジア新!、銅
DAY5- 9/25 辻内が銀、鈴木が銅
DAY6- 9/26 シンガポール・デー、日本はリレーで銅
DAY7- 9/27 富田が銀!最年少WR とともに閉幕
日本選手団集合写真
あとがき
著者紹介
おくづけ
デイレポート(無料公開)
大会期間中の7日間のデイリーレポートは、既にパラフォトのサイトで公開している。併せて参照いただきたい。
https://www.paraphoto.org/?cat=680
お問い合わせ・ご意見
本書に関する感想、改善提案、資料提供の申し出などは、下記まで気軽にお寄せいただきたい。
info(@)paraphoto.org(佐々木延江宛/PARAPHOTO)
発行:PARAPHOTO(国際障害者スポーツ写真連絡協議会)
著者:佐々木延江
写真:秋冨哲生 ほか








