公開: 2025年11月15日 at 11時39分 — 更新: 2025年11月16日 at 10時03分

大会運営やにぎわいの場「デフリンピックスクエア」がオープン!広く誰にでも開かれた場所に

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デフリンピック期間中の大会運営やにぎわいの拠点となる「デフリンピックスクエア」が14日オープンした。大会期間中は運営機能のほか、子どもから大人まで誰もが楽しめるスペースにもなり、手話やろう文化への理解を深める場となる。

14日の初日、国立オリンピック記念青少年総合センターにてオープニングセレモニーが開かれた。写真・秋冨哲生

デフリンピック期間中の大会運営やにぎわいの拠点となる「デフリンピックスクエア」が14日オープンした。

デフリンピックスクエアは、大会運営本部、輸送のハブ、メディアセンター、練習会場など選手のための大会運営を担う拠点として、国立オリンピック記念青少年総合センターにオープン。国立オリンピック記念青少年総合センターは1964年の東京オリンピック選手村のレガシーとして設立され、今大会でも活用された。宿泊棟やスポーツ棟、国際交流棟などを有する。

大会期間中は運営機能のほか、子どもから大人まで誰もが楽しめる開かれたスペースにもなり、デフスポーツやろう者の文化への理解を深めるコンテンツをはじめ、ユニバーサルコミュニケーション技術を体験できる企画など、様々なプログラムを展開する。11月26日まで、入場無料。

選手や大会関係者が行き交うデフリンピックスクエア。一般エリアは誰でも入ることができる。
カルチャー棟の体験コーナー「みるTech」ではユニバーサルコミュニケーション技術を体験できる。聞こえない・聞こえにくい世界を疑似体験する「Deaf VR」。筆者撮影
デフリンピック内イベントスペースにはスターバックス コーヒーが出展。聴者と聴覚に障害のあるパートナー(従業員)が共に働く。写真・秋冨哲生
カールチャー棟では陸上競技の手話実況を体験できるコーナーも。写真・秋冨哲生
TOYOTAの次世代モビリティ試乗コーナー。筆者撮影
にぎわい広場では竿燈祭りの華やかな演出も。写真・秋冨哲生
大会PRのため全国を巡回したキャラバンカーも到着。写真・秋冨哲生

(写真取材 秋冨哲生、校正 佐々木延江)

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